『てっこつ』 って・・・何だろう?

AMERICA

2015年07月07日 22:43

てっこつ って・・・何だろう?



てっこつ” “鉄骨” そう!鉄骨平屋建てのテント、わかりやすく言えば ロッジ型テント」 のことですね。

【この一文は、 『てっこつ団 オフィシャル掲示板』 にも綴られています。】


トンガリ型テントにドーム型テント、現在、世の中の 「テントフレーム(骨組み)」 の主流は、3種類在ります。
圧倒的多数な材質が、アルミとFRP。主にドーム型テントや、トンガリ型テントに使われています。


そんな中、既に主流とは呼べないのかもしれませんが、 「ロッジ型テント」 に使われるスチール(鉄)。




ロッジはそれ故に重いっ!だけど頑丈!!ところが、中には 「変わり種」 アルミやジュラルミンのフレームを
持った 「名幕」 まで存在します。そんな鉄骨&三角屋根を持った、愛すべき幕体達を、我々は 『てっこつ
と呼び、フィールドで張りまくります。


少しでも、愛すべき幕体 『てっこつ』 の、普及・推進につながれば・・・と。


近年、嬉しい事に!リサイクルショップの片隅や、これまた実家の倉庫や押入れの奥から、目出度く発見!しました。はたまた、会社の上司から譲り受けました。・・・なんて、嬉しい話しを耳にします。

長い眠りから覚めた、新品箱入り娘の 『てっこつ』 は別にして、その偶然の出会いや、はたまた必然の出会いを含め、その幕体の御年たるや 「20年選手の御方」 がざらなんですね。

でも不思議な事に、保管状態さえ良ければ、まだまだ現役での活躍が、期待される 「天幕」 なんです。


1970年代後半~1990年代、空前の 「オートキャンプブーム」 特に1980年代半ばから、ネコも杓子も、
太郎さんも花子さんも、皆さんがこぞってフィールドに繰り出した時代です。 うっかり・・・私もなんですが。
てっこつ』 もまだ、この時代はワンルームタイプから、フルアウタータイプへ、幕体生地も飛躍的に進化を
遂げる途中の時代だったんです。

てっこつ』 の老舗! 「小川テント」 から発売された幕体は、まだまだ高嶺の花。
現実には、ホームセンターや量販店で発売された 「ロッジ型テント」 が、主流だった時代です。

家族と 「キャンプ」 なんて、あと何年先まで続くんだろうか?子供の部活が忙しくなったら無理かなぁ~。
なんて、戸惑いがあった時代でもありました。丁度、「花見」 や 「運動会応援」 に、テントがくっついた
様な感じです。ブルーシートの 「御座敷仕様」 が懐かしい頃です。


フィールドギアとしては、まだ 「タープ」 が、世間に浸透していない時代、ブルーシートを駆使した独創的な
サイトレイアウトが光っている時代でした。


てっこつ』 設営は、一張り!がスタンダードの時代。両翼を張出し、タープと組み合わせた設営スタイルが
流行するまでには、それからもう少し時間が掛ります。それが 『小川張り!』 と呼ばれるスタイルなんです。


残念ながら、それまでに販売されている 「ロッジ型テント」 全てが、両翼を張出せる訳ではありません。勿論
ワンルームタイプもその一例で、そこには、アウターと一体化したオーニングを備える等、モデルによっては様々な工夫が施された 「幕体」 が在りました。

オーニングとしての使い方は、当然リビングに。リビングに風雨が吹き込まぬよう工夫された 「幕体」 が、
着脱可能な 「フロントアネックス」 として、快適さを求め、現行スタイルと同様のフルアウタータイプへと、
てっこつ』 の進化は継続して行きます。

快適さの追及から 「洋幕」 を手本として、1980年代半ばには念願の 『コットン幕』 も誕生しました。


ここまで、色々綴りましたが、これは 「国産幕」 でのこと。大きな海を渡れば、異国の素敵な 『てっこつ』 も、
瞼に浮かんでまいります。(笑)


※ 後半へつづく

四季として 「冬」 がハッキリした、我が国と異なり。広大な大陸で、古い歴史の中で連綿と営まれてきた 「バカンス」 こそが、ヨーロピアン幕の原点です。

我が国では、幕体生地も 「ナイロン」 や 「ポリエステル」 が主流の時代。海の向こうでは長年 『コットン幕
が張られていました。しかも、サイズが半端でない物が殆んど。当時は、一か月程度は 「バカンス」 で滞在するのが常、と言うお国柄ですから、2泊3日程度で、そそくさと撤収する必要が在りません。

つまり、 「洋幕」 の 『てっこつ』 は、家を兼ねる存在として、育まれて来た歴史があります。

フレームスタイル」 もバリエーションが豊富で、片側出窓は勿論のこと、前後ろのウォークスルーが可能なもの等、実に様々な 『てっこつ』 が存在します。





国産幕」 と比較し、 「洋幕」 が一番目を惹く部分は 「ビニール製の出窓」 が大きいことと、「窓にカーテン」
が在るところです。


ところが、良い事ばかりでは在りません。それは 「洋幕」 がメッシュ窓を持っている 「幕体」 が、極端に少ないのが実情なんです。フルメッシュになる 「洋幕」 は、今迄見た事がありません。

バカンス期間中」 は比較的降雨量も少なく、元々乾燥して安定した気候が育んだ 『てっこつ』 です。         雨が多く蒸し暑い、日本の気候の様な特異性は無く、呼吸する幕体として本来の 『コットン生地』 だけでも、充分快適に過ごせる気候であるからに、違いありません。

それと、 「洋幕」 各メーカーとも、フレームは 19パイ で 22パイ のフレームに出会った事が在りません。


洋幕」 との出会いは、正に 『てっこつ』 を通じた、異文化とのふれあいですね。


実は 「小川テント」 も、ハンガリーから小型幕を正規輸入し、 『レリッチ』 や 『オーキデア』 のネーミングで
販売されていました。今の プライベートテントの走りとして、『キャンプシェルター』 もハンガリー製です。


一般的に、よく知られているのが、 「MARECHAL」 を 「ニチヨウ」 さんが、正規輸入代理店として販売されていた事です。               


今となっては、私も 『てっこつ馬鹿』 の一人として “ 無性に惜しまれますねぇ~~~。 ” (><;)


愛すべき幕体達てっこつ』 です。(^^)/ ワハッ



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