『てっこつプロジェクト ATLANTIS』 特別サンプル!

AMERICA

2016年08月23日 21:49

てっこつプロジェクトATLANTIS 特別サンプル







てっこつ って・・・何だろう?





てっこつ” “鉄骨” そう!鉄骨平屋建てのテント、わかりやすく言えば ロッジ型テント」 のことですね。


   『てっこつプロジェクト ATLANTIS』 「特別サンプル!


【この一文は、 『てっこつ団 オフィシャル掲示板』 にも綴られています。】


トンガリ型テントにドーム型テント、現在、世の中の 「テントフレーム(骨組み)」 の主流は、3種類在ります。
圧倒的多数な材質が、アルミとFRP。主にドーム型テントや、トンガリ型テントに使われています。


そんな中、既に主流とは呼べないのかもしれませんが、 「ロッジ型テント」 に使われるスチール(鉄)。

ロッジはそれ故に重いっ!だけど頑丈!!ところが、中には 「変わり種」 アルミやジュラルミンのフレームを
持った 「名幕」 も存在します。そんな 鉄骨&三角屋根を持った、愛すべき幕体達を、我々は 『てっこつ団
そんなロッジ型テントを 『てっこつ』 と呼び、フィールドで張りまくります。


少しでも、愛すべき幕体 『てっこつ』 の、普及・推進につながれば・・・と。


近年、嬉しい事に!リサイクルショップの片隅や、これまた実家の倉庫や押入れの奥から、目出度く発見!しました。はたまた、会社の上司・先輩から譲り受けました。・・・なんて、嬉しい話しを耳にします。

長い眠りから覚めた、新品箱入り娘の 『てっこつ』 は別にして、その偶然の出会いや、はたまた必然の出会いを含め、その幕体の御年たるや 「20年選手の御方」 がざらなんですね。

でも不思議な事に、保管状態さえ良ければ、まだまだ現役での活躍が、期待される 「天幕」 なんです。


1970年代後半~1990年代、空前の 「オートキャンプブーム」 特に1980年代半ばから、ネコも杓子も、
太郎さんも花子さんも、皆さんがこぞってフィールドに繰り出した時代です。 うっかり・・・私もなんですが。
てっこつ』 もまだ、この時代はワンルームタイプから、フルアウタータイプへ、幕体生地も飛躍的に進化を
遂げる途中の時代だったんです。

てっこつ』 の老舗! 「小川テント」 から発売された幕体は、まだまだ高嶺の花。
現実には、ホームセンターや量販店で発売された 「ロッジ型テント」 が、主流だった時代です。


※ 後半へつづく
先日、『てっこつプロジェクト』 『ATLANTIS』 〔セカンドサンプル〕 のプレゼン!により、改善要望として
メーカーに提出した内容をお知らせしたところですが、先述のとおり 『てっこつプロジェクト ATLANTIS
特別サンプル」 の画像が届きましたので、皆さんにお知らせします。



てっこつプロジェクトATLANTIS特別サンプル!






16箇所にも及ぶ 「改善要望事項」 を盛り込んだ、 『てっこつ』 です。



今日は、簡単にご紹介出来る項目について、皆さんにお伝えしてみたいと思います。


先の 『ATLANTIS』 〔セカンドサンプル〕で指摘した、 「幕体」 前後の側面に、ポリエステルスパン生地を使う!と言う改善です。これは、(ファーストサンプル) の姿を継承しています。


てっこつ(ロッジ型テント)は、からのシーズンだけ使う 「幕体」 ではありません。


冬場 「豪雪」 の中での使用も想定しています。それは、後方の換気窓の三角メッシュ部分へ特別に、2本のファスナーを設け、 「幕体」 の中でストーブが使用出来るように想定しています。





てっこつ』 本体と 「幕体」 の中で、シッカリ!ストーブの煙突が固定してあれば、断熱材を巻いた状態でも楽に煙突が出せるよう、特別な2本のファスナーで、メッシュの片方が開閉出来るように工夫してあります。
これならば寒い時期にもスムーズに、 「怪しい実験棟」 が完成します。
(これは、オーナーとなる方からの要望を受け、追加要請として形にしました。)



また、「私はAC電源使用のホットカーペット使いです!」 と言う方のご意見も取入れ、『コットンインナー』 の
前面部分に、ファスナー開閉による 『電源コード引き込み口』 を設けています。換気は勿論大切ですが、 「ホットカーペット」 「ファンヒーター」 「電気毛布」 の使用も、インナー内で可能となり、家電をインナー内で使う事も可能です。




また、従来の 『』 を持った 『てっこつ』 の泣き所!とでも言いますか、『ポール』 差込口のパイピングが
「風圧」 により、ほつれたり生地が破けたりするのを防止するため、この部分を補強し当て布 により、大幅な強度アップ!を図っています。





また、 「強風」 による 「幕体のキシミ対策」 として、『ATLANTIS』 幕体全体の強度補強策として、 「」 と 「」 が干渉する部分全てに 「当て布」 で補強を行い。大切な 「幕体」 が、擦れて傷つかないよう工夫が施されています。引綱を括り付ける 「ミミ」 部分も、勿論ポリエステルスパン生地を使ってクロスステッチに縫い、チョットやソットの風では、引き千切れない強度アップを図っています。


フロントパネル』 前面トップ画像の開示は、まだ内緒なんですが、今回 『バック』 の姿を掲載してみたいと思います。




ピン張り!設営をしていないので、若干ゆるい感じですが、エンジカラーのアクセントが効いた仕上がりになっています。


画像を、初めてご覧のキャンパー皆さん!の中には、 「何だ!「Lodge Shlter 」 と同じじゃないか?」 と、思われる方も多数おいでになると思いますが、発想は2011年までに遡るプロジェクトであり、当時企画したカラーリングのまま、『てっこつプロジェクト』 として現在も鋭意進行しています。

ATLANTIS に使用している素材と材質は、「Lodge Shlter とは、 「幕体」 と 「インナー」 を中心に大幅に異なります。
それは一重に! 野営愛する方々に、末永く使っていただきたい。』 と、心から思うからです。

(こちらでは、詳細について綴りませんが、興味の在る方は私の過去記事を参照して下さい。)




まだ、現物は拝見していませんが既に、「幕体」 「」 共に、 『収納袋』 も完成しています。


幕体収納袋





収納袋




さて私は、次の 『てっこつプロジェクト ATLANTIS特別サンプル
プレゼン!に向けた調整をしなくては・・・・・。 何処にするかな・・・・・?



from       オレゴンの小さな小屋より

                                                                   by 『てっこつ団AMERICA


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