『MLIMA THEA-6(リマ ティア シックス)』

AMERICA

2013年01月19日 01:22

MLIMA THEA-6 リマ ティア シックス
 



ご紹介する 『てっこつ』 は、今では密かに「知る人ぞ知る
野営人の間で
大きな憧れ!となっているてっこつ』のご紹介です!

それは今迄のロッジテント概念を進化させ、『コットン防水皮膜(ポリコットン)の幕体』を装備した
てっこつです。そのユーザーを唸らせる品質と、優れたコストパフォーマンスを持ち合わせ、
現在
の「ロッジテントブームに火を付ける 起爆剤と成った、てっこつ』「MLIMA THEA-5」
リマ ティア ファイブ)を生み出すために、数張りだけ密かに製造された!てっこつ


その名は!
 
MLIMA』 「THEA-6」リマ ティア シックス





こちらは、MLIMA THEA-5リマ ティア ファイブ



良く似ていますが、フロントサイドの『』の形状と、『』の大きさが違います。流石!6人用 (^^)v



本日はてっこつ好き!幕好きの皆さん!に、その概要について、ひっそりこっそり
ご紹介します。




  その販売ブランド名は! MLIMA camping equipment


【MLIMA camping equipment さんより、写真借用】


 『MLIMA camping equipment アクセス先はこちら!http://mlimacamp.shop-pro.jp/






MLIMA THEA-6リマ ティア シックス



今回の画像は、共に てっこつ団 九州支部 けさやんさん!に、承認をいただき、
その
素敵な設営風景を掲載させていただきます。







MLIMA THEA-5リマ ティア ファイブ




MLIMA』 「THEA-6」 (リマ ティア シックス)は幻の幕、今と成っては、中々入手は困難ですが、
私が以前に『MLIMA』「THEA-5」を、『きすき健康の森』に持ち上がり、設営を行いました。

その様子をご覧いただきましょう。

早速「骨(フレーム)」を開封するとこんな感じです。メッキも厚く仕上げも丁寧な「骨(フレーム)」です。
幕体」も、別の箱に入っていますが、最初は「上畳み」では無く、発送時のままキッチリ梱包が
してありましたので、撮影はしていません。



収納袋は、「缶コーラ」と比較して、この様なサイズです。


各「骨(フレーム)」の地面に設置の部分については、強化ビニール製の石突きが付いています。

そして私が設営時、「骨(フレーム)」で一番気に成る部分である、接合部分は小川テント製と同じ
ジョイントコード」で接合しており、しっかりした弾力があります。





残念ながら、組上げた際の「骨(フレーム)」の全体像を撮影するのを忘れましたが、
フレーム概要」は、『MARECHAL COMPACT LUXE』の「フレーム」に良く似ています。

参考画像

              


実際の『MLIMA「THEA-5」』のフレームは、『MARECHAL COMPACT LUXE』の
一番手前の脚、梁、峰の部分を外した様な外見です。



早速アウターを転開し、サクサクとフレームに被せます。


全体的にはこんな感じです。



この日、設営に要した時間は、約20分!新幕でもあり、アウターもメーカー発送時のたたみ方
でしたので、「
天幕展開」までに時間を要しました。
フレームも『MARECHAL COMPACT LUXE』と略同じ構造ですので、こちらをご存知の方は、
サクサク設営が可能です。
全体的に、立ち上げて4隅のペグダウンまで、慣れれば15分以内で設営出来る手軽さです。

☆こちらの写真、前に掲載の写真との違いが判るでしょうか?



実は、下の写真は「窓」部分の厚手のビニールを巻き上げた状態での撮影です。
詳細は、後程ふれさせていただきますが、
窓は全面フルメッシュ」になります。





        まずは「サイド」から。                          リアビューも中々です。



            正面から。                    出窓部分のアップです。



参考までに『MARECHAL COMPACT LUXE』の画像をアップしますので比較してご覧下さい。



MLIMA』 「THEA-5」 私の知る限りでは、コットン防水皮膜(ポリコットン)を
使い、この形をした『
てっこつ』の本格的な販売は、日本で初めての事と思います。





次は、その装備と内容についてお伝えします。

※後半へつづく
皆さんの関心が高い『コットン天幕』 既に、ご存知の方も多いと
思いますが、
そんな幕体を備えた「天幕」とは?




韓国WEEKENDERSより コジーゾーン12』 が発売されています!




こちらは、アウターに『コットン防水皮膜(ポリコットン)』を用いた先駆者です!

見た目は、『硬めのコットン幕』そのままの風合いです。



こちらが MLIMA 「THEA-5」 (リマ ティア ファイブ)の
サイドウォールの生地です。

写真で、生地の質感を何処までお伝え出来るのか判りませんが、拡大して掲載します。


折り傷等も無いしっかしたコットンです。



実際に、生地を手で触って見て少々ビックリ!しましたが、生地の厚さが手にしっかり感じられます。


コットン防水皮膜(ポリコットン)の幕体』ですから、『ピュアコットン』と異なり
生地自体に硬く張り詰めた風合いが特徴ですが、受ける印象はしっかりしています。


また、ルーフ部分のコットン生地を直接手で触ったところ、一段と厚みが感じられ、ルーフ全体も
PVCではありません。ルーフも全て「
コットン(ポリコットン)」です。



スカートと裾(ボトム)の部分には、とても拘りが感じられ、『』の軽量化長期実用性を考慮した、
MLIMA』 「THEA-5」 (リマ ティア ファイブ)ならではの工夫が見て取れます



スカートから約20cmのサイドウォール部分は、土砂降り等による泥水の跳ね上げ等を考慮して
アウター全体」をPVCが取巻いています。このPVCも、「小川製」の物とは若干異なり、軽量化の
図られたPVC
となっています。
この装備は、汚れの付着等による「カビを防止するためにも嬉しい工夫です。


スカートの部分は、「ラミネートクロス」となっており、アウターの徹底した軽量化が図られています。




強風時のスカートのバタツキは否めませんが、幕の裾の部分には、ぺクダウン用のゴムリングも
等間隔で装備されており、ペグを地面まで打ち込んでしまえば特に気に成らない物と思います。


実は、これらの効果により設営時にビックリしたのですが、「厚手のコットン」にも係わらず以外に
アウター」の重量が18kgと軽く、無駄を省いた軽量化がとなり光っています。




アウター」を被せた『天幕内』は以下の写真の通りです。



快晴の炎天下
ですが、「コットン(T/C)」がしっかり遮光します。






中からの写真では、フレームと幕の様子は、本当に『MARECHAL』と見間違う程の作り込みで
コットン幕」の接合箇所には、しっかりとしたシムシールが入っています。
フレーム」と「」を屋根伝いに取り付ける部分も、コットン製の紐がキチンとあり内側から」を
しっかり固定します。


庇ポールの取付け部分は、幕の先端が袋状になっている部分に庇ポールを差し込んで
下から専用のネジで締め上げる構造になっており、
アウターもキッチリ止まります




次は『出窓』部分です。

出窓』部分は、強化ビニールの「C型のフック」を梁のサイドに差し込み、『出窓』用パーツを固定
させる仕組みで、全体的に『』大きさから考えれば、広く奥行きのある『出窓』を持っています。





出窓』部分は、外からファスナーにより外幕を開閉出来、ロールアップにより上に設置された
小さい庇の袋部分にキッチリ収納が可能
です。これは、窓のビニール幕も同じ構造であり
MLIMA』 「THEA-5」 (リマ ティア ファイブ)の、大きな特徴となっています。




カーテン』部分です。
カーテンは、『
出窓』を除き各窓に両開きで取付ける事が出来、
薄いブルーを貴重としたシックな柄と色合い
カーテンとなっています。





もちろん「カーテンレール」も装備されており、スムースな開閉をする事が出来ます。




ミシンが得意なら、お好みの「カーテン」に取り換えても楽しいと思います。


先程『出窓』の部分でもご紹介しましたが、『出窓』以外の窓には、ファスナー開閉出来る
透明で厚手のビニールが各窓に装着されており、その下は全て「メッシュ」となっています。
冬場から夏場に掛けて、正にオールシーズンで使い倒す事の出来る嬉しい装備です。





正面の小さい窓も、側面の窓にもそれぞれに、ファスナー開閉出来る透明で厚手のビニールが
各窓に装着
されており、その下は全て「メッシュ」となっています。



夏場の暑い時はメッシュ使用で、冬場の寒い時はクローズでと、大変使い勝手の良い窓を持つ
MLIMA』 「THEA-5」 (リマ ティア ファイブ)です。



インナー」は、3人用2人用の2分割タイプとなっており、使用する人数において使い分けが
可能です。
今回はフルに張ってみました。

中央には、小物を入れられる吊り下げ式の「小物入れ」も装備され、その奥にある空間は、
ベンチレーターの意味を持つと同時に、使い方によっては衣類を掛ける
スペースにもなります。



インナー」の底の部分は、ラミネートクロスに成っていますが、実使用に際しては、ほとんどの場合
ピクニックシートや、養生シートを下に敷き使う事が一般的であるため、
コストパフォーマンス
重量軽減の意味からも、実用向きの「インナー」だと思います。
また、双方の「インナー」の中に、小物入れも用意され気配りが感じられる設計です。



そしてこの 『MLIMA』 「THEA-5」 (リマ ティア ファイブ)の大きな特徴は、
このベンチレーション機能にあるところです。


アウター」の「メッシュ窓」は勿論の事、インナー上部も、後方まで「メッシュ」と成っており
アウター」後方に設置されたベンチレーターから、空気が通り抜ける構造となっています。



また、「インナー」を使わず「コット遣い」ならば、幕内も余裕の空間となり 『MLIMA』 の雰囲気に
合う、
野営用具をセッティングする事により、味わいのあるサイトの設置が演出できそうです。


設営当日の天候も、夏の暑さを感じさせる晴天の日でしたが、このベンチレーションのおかげで、
空気の流入も充分にあり、ルーフに厚みのあるコットンの遮断効果と相まって快適に過ごす事が
出来ました。





アウター」後方にあるベンチレーターも開閉が可能で、「天幕内」での火器使用時には大変威力を
発揮
する装備です。


この『MLIMA』「THEA-5」 リマ ティア ファイブ)は、純綿100%(ピュアコットン)の『』ではありませんが、ベンチレーション機能により優れた換気効果を発揮します。


コットン防水皮膜(ポリコットン)の幕体』の機能を補完する意味からも、嬉しい装備です。





MLIMA「THEA-5」 リマ ティア ファイブのサイズとスペックは、次の通りです。




サイズ

【MLIMA camping equipment さんより、写真借用】






スペック

アウター : コットン防水皮膜(ポリコットン) 210g T/C PUコーティング  耐水圧 800㎜
        PVC 0.35㎜
カーテン : T/C
インナー : T/C 、フロアー PE
フレーム : スチール φ22㎜、φ19㎜
重  量 : 幕体・・・18kg  フレーム・・・20kg  合計38kg
サ イ ズ : 400×370×210h(cm)






価格がリーズナブルな中でも、『ロッジテント』好きの!
心をくすぐる、アイデア溢れる素晴らしいてっこつです。


from    オレゴンの小さな小屋より

                                       by  『てっこつ団 アメリカ










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