『MARECHAL COMPACT LUXE 』 by FRENCH
出撃準備完了!
『MARECHAL COMPACT LUXE』
本日の 『AMERICAN工房』 は、新緑の中への出撃に備え!
私が愛用している FRENCH製 ピュアコットン幕 『MARECHAL COMPACT LUXE』 の
「てっこつ点検」と、「幕体ブラッシング」&メンテをお伝えします。
実はここの所、我が団でも 『コットン幕』 の動きが活発で、てっこつプロジェクト幕 『ATRANTIS』 の話しをしている間にも、九州に向け! 多数 『MARECHAL』 が
上陸しています。
その殆んどが、 「青い山脈」 『COMPACT LUXE』 ですから、これまた驚きですネ。(笑)
前回、天幕展開したのが、昨年の10月中旬、それ以降、残念ながらフィールドに持ち出す事も無く、悶々とした日々を送っておりました。
どうしたものか、私にとって 「コットン幕」 は、ハレの幕!・・・・・要するに、質実剛健な 『野営』 とは異なり 「趣味の世界満載」 で、チープシック!な、お気に入りの 『野営用具』 を持ち出す 『野営』 になります。
所帯染みた話しですが、特別に意識をしなくても 『コットン幕』 を使うとなると、どうした物かその雰囲気に
在った 「野営用具」 等を揃えてみたくなります。決して!他人様に影響を受けてる訳では無いのですが、
ついつい思いの丈から増えてしまいます 「天幕」 もまた同じ。これも自己満足の世界ですかね!(笑)
【片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 での1コマ】
【通称:夜間飛行篝火の様子】(夏の大鬼谷)
この 『MARECHAL COMPACT LUXE』 との出会いには、特に思い出が在ります。
現在所有しているのは、 『LUXE-5』 と 『LUXE-6』 。その他、「大型のコットン幕」 と言えば、 『CABANON ATHNA 6Birth』 です。
『MARECHAL』 には 『MARECHAL』 なりの、 『CABANON』 には 『CABANON』 なりの良さが在ります。
今回の特別ゲストは、こちらのお方です!(笑)
『MARECHAL COMPACT LUXE』 には 「4人、5人、6人、8人用」 全部で4タイプの
「天幕」 があります。何れもタープの必要性を感じさせない幕体です。
今回はその中でも、フィールドにおいて比較的使い易い 「LUXE-4、5、6」 をご紹介します。
その形と特長を一言でいうと、出窓付きでフロントパネルを内側と外側へ2タイプに、使い分けが事が出来る幕体
です。設営方法を通称、外面、内面と呼んでいます。
【MARECHAL COMPACT LUXE-5】
そのサイズは、記述しても中々感覚的には判らないと思いますので、
製造メーカー 【MARECHAL】 の詳細図面を交えてご紹介させていただきます。
「COMPACT LUXE-4」 「COMPACT LUXE-5」 「COMPACT LUXE-6」
そのスペックとは!
「COMPACT LUXE‐4」 奥行460㎝ 幅360㎝ 高さ202㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 46.5㎏
「COMPACT LUXE‐5」 奥行480㎝ 幅360㎝ 高さ210㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 49.0㎏
「COMPACT LUXE‐6」 奥行520㎝ 幅430㎝ 高さ220㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 53.0㎏
以上の様な仕様となります。
この事から 「LUXE‐4」 と 「LUXE‐5」 は、大きさでは余り変化は在りませんが、「LUXE‐6」 は、かなり大きい 「天幕」 だと言う事が、判っていただけるものと思います。
私も、未だにどこら辺が 「COMPACT」 なのか? 全然判りませんが・・・・・・・(笑)
本日は日中、爽やかな晴天となり、早速メンテナンスを開始です。
既に8本飛んでいた、ジョイントスプリングはメンテして置きましたので、早速 『てっこつ』 を組上げます!
次に、 『てっこつ』 に幕体を被せて広げます。この時、四隅は 「骨」 に結んで置くと簡単です。
もう、ここから作業開始です。
2本の洋服バケ(大)を巧みに使い分け 「幕」 の内と外をブラッシングし、生地内に入り込んだ塵と埃を浮き立たせます。
そして水を含ませ固く絞った綺麗なタオルを使い、屋根の峰部分から下に向かって順番に全体を、丁寧に拭き上げて塵と埃を取り除きます。この作業は、少し風がある日がベストです。
作業は、脚を一段折った状態で行います。屋根の天辺まで手が届きます。
そして、屋根全体の部分が済んだら、片側ずつ脚を持ち上げ 「天幕」 を立ち上げます。この時、四隅についてはベクダウして置く方がいいでしょう。
『MARECHAL COMPACT LUXE』 一張りで、ほぼ庭がいっぱいになります。
今回は快晴の中、幕体乾燥とメンテが目的です。ビニール窓も徹底的に汚れを落とします。
「天幕」 の後方も、しっかり日差しに当ててメンテします。
実は、コットン幕の場合、乾燥撤収がしてあっても定期的に乾燥した風と日差しに当て、吸湿した湿気を取り除く必要があります。
前述のスペックのとおり、既にお気付きの方も在るかと思いますが、「LUXE-4」 「LUXE-5」
「LUXE-6」 と、どの 「天幕」 も内面としてセットした場合 「庇」 の長さは、100㎝と同じです。
【てっこつ団 備後支部 ジャックの父さんより借用】
この事から、一番スタイル的に洗練されている 「天幕」 は、案外 「LUXE-4」 なのかも知れませんネ。
※ 後半へつづく
『MARECHAL COMPACT LUXE』 と
『Ogawa ownerlodge ATREUS』 を比較較してみましょう。
どちらも、甲乙付け難い秀逸な! 『てっこつ』 です。
インナーは取り付けず、 「幕」 の内側も徹底的にメンテします。
お次は 『窓』 の部分です。
中性洗剤や石鹸は、 『御法度』 ですのが、汚れの酷い場合は20倍に稀釈した中性洗剤の溶液に浸し、固く絞った濡れタオルで
『窓』 の内と外を、丁寧に磨き上げ、その後ドライタオルで拭き取ります。
撤収作業に入ります。左右の裾を屋根に被せ、前後も被せます。
この時のポイントは、ビニールの窓にストレスが掛からないように位置を確認して、キチンとたたむ事です。
そして最後は 「上たたみ」 をして作業終了です。
『MARECHAL COMPACT LUXE』 出撃準備完了!です。
一見!何も変わらない 『COMPACT LUXE』 に見えますが・・・・・。
私の 『COMPACT LUXE-5』 は、ちょっとしたギミック!があります。
実は、前室を備えています。
こんな遊びが出来るのも、 『MARECHAL COMPACT LUXE』 の面白いところです。
私は、このスタイルが一番好きな 『てっこつ』 ですね!
【ふろく】
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