『キャンバステント TRIGANO』

AMERICA

2013年03月07日 01:20

キャンバステント TRIGANO




ここに、幾多の時代の中で育ち、今では珍しくなった一張りの「洋幕」が在る。

その輝く三角屋根を持つ「
天幕」の特長は、アウターに、しっかりとした薄手のナイロン製の、
屋根を備え、インナーには呼吸する通気性の良い「
ピュアコットン」を装備した「秀逸な天幕」。

その名を
TRIGANOと言います。





ピュアコットン」を用いた「天幕」と言えば 『MARECHAL』 が有名では在りますが、帆布メーカーから
起業し、キャラバン、キャンピングカー、トレーラーハウス等を手掛けて来た
メーカーによる 野営用具』 への進出から生まれた「天幕」、それが 『TRIGANO』 です。





元々!ダブル仕様(2人用)の「天幕」では在りますが、フィールドにて "ゆったり" と使いこなすなら、
シングル(ソロ)での使用に、夢が膨らむ 『てっこつ』 です。

てっこつ』 と言っても 『MARECHAL QUEBEC』 のように 「骨」 がスチール製の物では無く、非常に
軽い 「
ジュラルミン製」 の 「骨」 を持っています。

垂直に立ち 「」 と成る、「天幕」内に設置する前後のポールの長さは非対称となっています。

天幕」は、何でもポールの長さが同じだと信じ、左右対称が当たり前だ!と、思い込んでいる方々が
初めて遭遇すると、
何だか不良品の様に思ってしまうのかも知れませんネ!(^^) 笑



※ 後半へつづく
そんな素敵な てっこつ を、野に放て!命も在り、うっかり我が家で試張りをしてみました。





設営の手順は至って簡単です。はじめにインナーを広げ、サクサクと「幕」の5隅をペグダウンします。




ここで 『MARECHAL QUEBEC』 と違うのは、インナー底の部分に固定用の外側リングの装着も在り、
まず先にリングにペグダウンし固定し、ボトムを広げながら立ち上げ、設営することが可能になります。
出入り口は Tドア仕様 になっており、何故かファスナータブYKK・・・・やるなぁ~~吉田工業さん。




ポールを幕内に入れ差し込み、峰ポールをつなげて前後のホールに差し込みポールを立ち上げます。
ここまで設営すると「
天幕」は自立します。後はアウターを被せて端をペグダウン!するだけ簡単です。

しかしながら、打込むペグの本数は・・・・・・・・・・・・・(笑) 結構重装備です。





それでは、『TRIGANO』 の内部を覗いて見ましょう。幕内後方はこんな感じで、プラス△のコーナー
確保され
荷室としてもOKです。





幕内前側はこんな感じ、ポールが高いので身体の方向転換も楽に出来ます
コットンから感じられる優しい明るさで、清々しい朝も迎えられそうなインナーです。




中に収まって見た感じは、屋根が傾斜している分、後方部分では若干中での体制に気を使いますが、
特に違和感は在りません。
ローコットを使うと シンプルイズベスト!」 の快適「幕内として、『野営』を
楽しく過ごす事が出来そうです。




インナー内の片側には、小物を入れるポケットもシッカリ装着されており、本当に嬉しい心遣いです。
しかも、使い勝手も良さそうです。




逆光を浴びながらも、正面から見ると「ドッシリ!」とした姿です。


今後、フィールドでの活躍が楽しみな、キャンバステント TRIGANOです。 

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