『てっこつ団』 特殊木工部隊 ロールトップテーブル製作
『てっこつ団』 特殊木工部隊 ロールトップテーブル製作
私がフィールドにて使い倒しているファニチャー類の中に、皆さんも良くご存知の『BYER』があります。
特に、ピュアコットンの 『てっこつ』 設営の場合には、その素材自体が持つ「木の温もり」が感じられ、
しかも「幕内」全体が、レトロで落ち着いた雰囲気となり、私も好んで愛用しているファニチャーです。
『BYER』の中には、様々な椅子とテーブルのラインナップが在り、残念ながら現在では米国製の物は
製造中止となってしまいました。昔ながらの風合いの良い物は、現在でもオークション等で高値で取引
されています。
そんな中、私が長年に渡り「心に持ち続けて」いた事が在りました。
それは、使い回しが効く『野営用具』です。一種類物として使うのではなく、ちょっとした工夫により、
姿や形を変えながらフィールドで使える物。その対象になった物が、今回の『BYER』コットなんです。
そして、フィールド内で充分に使い倒しが効く『野営用具』を考えます。
今回のミッションは、我々 『てっこつ団』 の中に在ります、由緒正しき
「特殊木工部隊」に協力を頂き、短期で見事にその想いを達成です。
【SIZE: 750 × 1970 ダイナミック】
実は『BYER』正規ロールトップテーブルは在ったのですが、オリジナルは横幅も狭く
テーブルのハイ&ローの2種類の設定が出来ませんでした。
そして何より、ベースとなるコットに対し、天板の長さが中途半端となってしまうため、
私が使う用途には、どうも今一つしっくり来ませんでした。
そこで今回、 『てっこつ団』 関東支部長 kenhageさんに相談し、特殊木工部隊出撃!となりました。
私の想い描くテーブルについて縷々語りますが、「百聞は一見にしかず」ことわざのとおり、
『BYER』ロールテーブールの現物と、カタディンコットをサンプルとしてkenさんに託しました。
そして 『てっこつ団』 特殊木工部隊本拠地では・・・・・。
詳細は、こちらの方よりご覧ください。http://kenhage.naturum.ne.jp/e1612568.html#more
今回のミッション!会場に、ひっそりこっそり、ロールテーブルをセットし、どれだけ皆さんからの反響が
在るかを見るために、事前に一切プレゼンは行わず。でも、流石 ストライクです!
その会場となったのが、『てっこつカーニバルin芦田湖』の会場です。
kenhageさんには「物」の仕上がり日を確認し、極力エネルギーを省いてと御願いをして置きました。
そして、ご到着になったお方は・・・・・・こんな感じ。オワッ!
ホットラインより、師匠すいませんデカイです!と聞いてはいましたが。(笑)
カタディンコットと比べても、なるほどダイナミックです。
強度も考え突貫製作で向かってくれたkenhageさんに感謝です。
実はこの時、既に心の中で「ピンポン」が鳴っておりました。・・・・・・(^^) ニャリ
※ 後半へつづく
今回のミッションは 『BYER』 カタディンコットに装着する、
ロールトップテーブルの製作です。
材料は「タモ材」等の高価な材料は使わずに、全てをkenさんに託しました。
そんな中、私から要望として挙げた項目は以下のとおりです。
① 『BYER』 カタディンコット全面を覆うロールトップにしてほしい。
② ハイ&ローの2タイプ使用が可能としてほしい。
③ 持ち運びが便利なようにコンパクトにしてほしい。
④ 大人が乗っても壊れない強度を持っていること。
⑤ 横幅のサイズは750とすること。
以上のオーダーを行いました。
『ダイナミック ハイ&ローの2タイプ使用』
両サイドのストッパーに在る、左右に2個ずつ開けた穴が今回のポイントです。
そしてこちらがロースタイル仕様 【H 440】
そしてこちらがハイスタイル仕様 【H 580】
底部はベルトでしっかり固定しています。
心配していた「ダイナミック」さも、発想の転換でご覧のとおりに。・・・簡単に解決です。
穴の開いていたど真ん中の空洞も、「涙の形」になりました。
『てっこつ団』 特殊木工部隊 ロールトップテーブルの完成です。
【後 述】
今回はプレゼまでの期間が余りにも短く、 『てっこつ団』 特殊木工部隊の活動も大変だったと思います。
よって材料の厚みの精査、及び細部に渡っての加工(天板角の加工等)は充分に行っていません。
しかしながら、その質感と満足の行く強度と使い勝手の良さについては、特筆すべきものがあります。
『てっこつ団』 特殊木工部隊 kenhageさん! ご協力をいただき、ありがとうございました。
この御恩は・・・・・忘れるまで忘れません。流石 トンカチマークやるなぁ~~(^^) ニャリ
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