2015年05月25日 00:12
『MARECHAL QUEBEC &
Ogawa OwnerLodge ATLEUS ガーデンメンテ』
毎年、この時期になると、 『てっこつ』 に関して気になる事があります。
本日の AMERICAN工房は、これからの季節には重要なメンテです。
それは、迫り来る 「梅雨」 のシーズンを前にしての、 『てっこつ』 の 「幕体乾燥」 と、保管状態のチェックを含むメンテ作業についてです。
今更、言うまでもなく 『てっこつ』 『ドーム』 『トンガリ』 を問わず、 「幕体」 の保管に掛る鉄則は、乾燥保管が約束事となっています。
フィールドでの 「野営」 は晴天の日ばかりとは限りません。特に雨天撤収の場合や、多湿撤収の場合は、その後の乾燥の可否が 「カビ」 発生の温床となってしまいます。
そんな中、本日は穏やかな晴天の日となりましたので、ガーデンメンテとなりました。
本日は、私が所有する代表的な、2張りの 『てっこつ』 のメンテとなりました。
一張り目は、私のブログトップ画像でもお馴染みの、 『MARECHAL QUEBEC』 です。
5月2日(土)~5月4日(祝月)ので参加した、 『てっこつカーニバルin九州』 で設営した 『てっこつ』 です。
期間中は 「ムカデ張り!」 での設営、直接雨に打たせる事はありませんでしたが、私の撤収時には天候が回復しないままの撤収を余儀なくされたため、多湿の中での撤収となっていました。
『MARECHAL QUEBEC』 のインナーは、コットン素材となっており、「幕体」 内で 「火器」 も使用出来る、コンパクトサイズの 『てっこつ』 です。
峰のポールと、支柱2本を組上げる事により、「幕体」 のテンションを利用して画像の様に一人で立ち上がります。日中に3時間程、日の光にあてて、日光消毒と完全乾燥をさせます。
実は内緒なんですが、裏ワザ!はインナー内のフロアを、固く絞った濡れタオルに 「ジョンソン&ジョンソン」 の 『カビキラー』 を吹きかけた状態で、丁寧に拭き上げる事です。
普段、メンテが疎かになっている、収納袋も一緒に。
これにより、 「カビ」 抑止と雑菌の繁殖を防ぐ事が出来ます。
『MARECHAL QUEBEC』 のメンテ終了後は、
『Ogawa OwnerLodge ATLEUS』 です。
『QUEBEC』 と 『ATLEUS』 の大きさの違いは歴然ですネ。
重点的に行うのは、『DEIRA』 『峰-DX』 『ロッジシェルター』 の場合も、同じなんですが、メッシュ窓部分を重点的に、内と外から拭き上げます。
放置すれば 「カビ」 の発生源にもなります。これが結構、汚れているんです。
同種の 「幕体」 をお持ちの方は、ご注意下さい。
『ATLEUS』 の場合も、基本的には 『QUEBEC』 のフロアメンテと同じです。
注意点は、拭き上げる際に 『カビキラー』 の濃度を上げない事です。
濃縮な液体を直接 「幕体」 に掛けると、内側に施された大切な 「防水被膜」 が剥がれる原因にもなります。くれぐれも、ご注意下さい。
(重要)
「防水」 と 「撥水」 は違います。近年、『重曹』 を用いて、内外の加工を剥ぐ方がおいでになります。
「撥水加工」 は後付けでも加工出来ますが、 「防水加工」 は出来ません。
結果として、耐水圧が格段に落ちる事となります。くれぐれもご注意下さい。
『てっこつ連結長屋』 の基本幕、これからも長生きしてほしいですねぇ~~~。