2015年06月10日 23:39
『てっこつ CABANON ATHENA 6Birth』
日本では珍しい 「洋幕」 の中、 『てっこつ』 ・・・イケ綿幕!と呼ばれる、
「コットン幕」 、我が国の 『Ogawa幕』 を除いて一般的に有名な洋幕たちが、次の3つのメーカーの 「幕体」 です。
恐らく皆さんも、今迄に・・・・・お耳にした事が在るはずです。
【MARECHAL マルシャル】
【TRIGANO トリガノ】
【CABANON キャバノン 】
『てっこつ』 ロッジ型テント、「洋幕御三家!」 と言っても過言では在りません。 (^^) 笑
「地中海性気候」 が生み出す温暖な気候のもと、バカンス用として長期滞在を目的に製造された
『てっこつ』 (ロッジ型テント) が、今迄に各メーカーから数多く、製造・販売されています。
今日は、そんな中に在り、古くからギリシアの地の城塞都市にあって、知恵、芸術、工芸、戦略を司る!
「都市の守護女神」 として崇拝されて来た、ギリシア神話の女神の名前を頂いた 『てっこつ』 を
ご紹介します。その名も 『ATHENA (アテナ) 』
知る人ぞ知る!!! フランスの 『てっこつ』 メーカー!
【CABANON キャバノン】 フランス ダンケルク市が本拠地の、 『てっこつ』 メーカーです。
『CABANON ATHENA 6Birth』
自然に溶け込むカラーであるグリーンを、側面はヌードカラーのベージュを基調とした、シックな配色の 『てっこつ』 です。
その特筆すべき 『CABANON ATHENA 6Birth』 の特長は、 「出窓」 を持っており、向かって右側の
「出窓」 は標準装備となり、左側の 「出窓」 についてはアタッチメントとして、後付け可能なクローズ 機能を備えいてます。
また、私の愛幕 『MARECHAL COMPACT LUXE-6』 と比較し、ボトムの裾を内巻きにして設営する
ところが、『CABANON』 として大きくスタイルが違うところです。
「骨」 は19パイのスチール製、肉厚も 『MARECHAL』 と比較しても充分です。『Ogawa』 の 『てっこつ』 と比較し、決定的に違うところが 「骨」 の太さと肉厚な部分です。
地中海やエーゲ海のリゾート地で、温暖で乾燥した穏やかな気候の中、1ヶ月程度の 「バカンス」 を楽しむ事を目的に設計された 『てっこつ』 が持つ、『CABANON』 の特長の違いが良く判ります。
製造時において、 「雨」 や 「風」 に対する 『てっこつ』 の構造上の考え方は在っても、 「雪」 に対する構造は、考えなくても良いため、正に豪華な 『仮設 別荘』 の佇まいです。
屋根を支える 「中脚」 が無い のも、これは、『MARECHAL』 と比較しても大きく違います。
『CABANON』 の大きな特長です。
「幕体」 の横幅は、裕に 4m40㎝ に届く大きさで、ドッシリ!とした印象が目に飛び込んで来ます。
早速!クルクルパッパ。 「骨」 組んで、 「幕」 乗せて! 「幕体」 はデカくても速攻!速攻です!
雨天時での、泥はね防止! 「腰巻」 も、雨天撤収時の養生を考えた嬉しい装備となっています。
『てっこつ』 内部は、外面からインナーパネルまで充分過ぎる広さを持った、リビングスペースになっており、 「天幕内」 は余裕の広さを提供してくれます。
両サイドに張り出せる 「明り取り窓の付いた出窓」 部分は、キッチン用品や小物もセット可能で充分な広さです。見た目より更に広く使う事が出来る、素敵なリビング空間になっています。
この 『CABANON ATHENA 6Birth』 が一張り有れば、中でも大概の事は可能。各窓にセットされた、
お洒落なカーテンを開ければ、家族の素敵な笑顔も溢れる余裕サイズの 『てっこつ』 です。
フランス職人の徹底した拘りに共感を覚える。そんな思いを抱かせる!素晴らしい 『てっこつ』です。
【 『てっこつ馬鹿』 のひとり言!】
今後、個人輸入を検討されている方々も、数多くおいでになる事と思います。私が直接設営した感想を
素直に述べさせていただくなら、設営・撤収の作業は、格段に 『MARECHAL』 の方が楽に行えます。
それは 『CABANON ATHENA 6Birth』 は、 「骨」 部分がスプリング接合、複雑なユニットとなります。
屋根が完全放水の 「幕体」 として欲するなら、お勧めのPVC 『てっこつ』 です。
気になる部分は、特にボトムスカートの部分! 『CABANON』 と 『MARECHAL』 は、真反対なんです。
サイズは、私が望む丁度良いサイズです。これなら 「幕内」 で何でも出来ます。2人用のインナーを吊り、 テーブルや椅子を組んでも、10人程度は余裕で歓談出る 『てっこつ』 です。