2015年10月26日 00:08
『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 メンテ!
お爺さん!は、山へ芝刈りに。お婆さん!は、川へ洗濯に。 YAKINIKU殿は、と言えば・・・・・うっかり!「谷」 へ野営に。
私は自宅サイトで、ひとりで黙々と 『てっこつ』 メンテナンスでした。
本日、メンテする 『てっこつ』 は、 『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 です。
1999年に製造となり、その翌年2000年に販売開始となった、今年で製造16年目になる 「幕体」 です。
屋根のポリエステルスパンも、白く焼けておらず、アウター外側には充分な光沢が残っています。
ベタツキも無く、カビの侵入も全く無い御方では在りますが、ちょっと気になる部分が在りまして。
ここのところ、晴天に恵まれる日が多く!メンテのチャンスを伺っていました。(^^;)
と言うのは、 『ATLEUS』 に付着した 【Bordeaux】 産のワイン色の・・・ 『シミ』 の痕。
これを取り去るためのメンテです。
「カビ」 でも無い。 「食材」 の汁でもない。 「酒やワイン」 でもない。まぁ~~そんなところです。
木下に設営し、樹液が滴り落ちるのも同じなんですが、その汚れが 「幕体」 の外から付着した物なのか、
内側から付着したものか、判断する 「見極め」 が必要です。
それと、一番の問題は、付着している物の正体が何なのか、特定する事が一番大切な事となるんです。
要するに、汚れをメンテで除去するのは、クリーニングの 『しみ抜き!』 と同じなんです。
ですから、使用する 「溶剤」 の選択を間違えると、「幕体」 内側の防水被膜を剥がす事になったり、
大きく広かったり大きなダメージ!を直接与える事につながります。 「溶剤」 の選択は要注意です。
※ 後半へつづく
『Ogawa OwnerLodge』 の場合と言いますか、 『CAMPAL JAPAN NEW STANDARD』 の 「幕体」 も同じです。
外側は 「テフロン加工」 により、撥水性、撥油性、防汚性、耐摩擦性が向上する加工が施されています。
生地である 「ポリエステルフィラメント」 を挟んで、裏側には、防水加工が施されています。
今回の養生 「メンテ」 は、裏側(内側) の防水被膜に付着した、汚れのメンテです。
『てっこつ』 です。いつもの様にサクサク設営し、先ずは屋根から 「幕体」 全体を丁寧に、ブラッシングを行います。
注意が必要なのは、アウターのサイドウォールがメッシュとパネルの、二重構造になっている事です。
パネルを張出し、メッシュもパネルと同じように、付着した土埃や砂等を掃出します。
「幕体」 内側についても同じく、屋根の部分から下に向かってブラッシング作業を行います。
全体的にブラッシングで埃を取り除いた後は、食器用中性洗剤を沁み込ませた濡れタオルを絞り、
「幕体全体」 を拭き上げます。
今回のメンテ部分は、防水被膜に付着した汚れが、中性洗剤だけでは落ちない付着物であったため、
弱い 「漂白系の成分」 を含んだ溶剤を調合し、気になる 「シミ」 を取り除きました。
当初より、そんなに目立つものでは在りませんでしたが、 「気になると言えば気になる。」 汚れとなっていました。
そして、次に向かう相手が 「こちら!」 そう!結露の救世主 『ライナーシート』 さまです。
こちらにも、メンテ箇所と同様の 『シミ』 の飛沫が、『ライナーシート』 内側全体に付着しています。
先ずは、ひっくり返して設営し現状確認を行います。結構飛散してますが、何とかなるでしょう。(笑)