『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』メンテナンス 2!

AMERICA

2015年10月26日 21:44

Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS メンテ 2





昨日に続き、お爺さん!は山へ芝刈りに。お婆さん!は川へ洗濯に。                 YAKINIKU殿は、おやおや!会社へ、うっかり!仕事に。
私は自宅サイトで、ひっそりこっそり!てっこつメンテナンスでした。



メンテを行った 『てっこつ』 は、 『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 です。
1999年に製造され、2000年に販売開始となった、今年で16年目になる 「幕体」 です。



今日、対峙し格闘するのは、こちらの 『ライナーシート』 と 『T/C インナーテント』 の皆さまです。



昨日から、自宅庭サイトに張りっぱ!にしてあった 『ライナーシート』 に付着した汚れのメンテナンスです。


注意するのは、 『ライナーシート』  の内側の面、 「骨」 にセッティングして屋根側になる部分には、
シート一面に 「防水加工」 が施されています。特に成分の強い溶剤を使うと、裏側の 「防水加工
を剥がしてしまう事になるので要注意です。

表面である地面に向いた面は、調合した溶剤を吹き付けた濡れタオルで擦っても問題在りませんが、
裏面は溶剤を吹き付け、反対の面まで溶剤が浸透している場合に濡れタオルで強く擦ると、折角の
防水被膜」 が小さい団子状態に剥離してしまいます。
防水加工」 が施してある部分を擦る場合は、撫で上げる程度に留め、表面から時間を掛けながら
何回かに分けて、溶剤を吹き付け 「汚れ」 が消える様子を確認しながら、作業をして下さい。

☆ 今回使用した 「溶剤」 は、食器用中性洗剤 『キュキュット』 と、 『カビキラー』 を使いました。
   水に浸し水滴がしたたらない程度に絞った 「濡れタオル」 に、双方1/2の割合で混ぜ合わせ、
   ゴム手袋をはめ、汚れが付着した 「表面」 から、作業を開始します。

一度に作業は出来ませんので、1mずつ作業面を区切り、 「シミ」 となった部分にタオルを押し当て
ながら、最後は面全体に溶剤が浸透するよう浸して行きます。

全体に塗布して、10分程度放置すれば 「シミ」 は消え去ります。まだ跡が残っている場合は再度、
この作業を丁寧に繰り返し、完全に消し去ります






ライナーシート』 の色が、脱色することも無く!最後は、水に浸した 「濡れタオル」 を固く絞って、作業面を綺麗に拭き上げて 『ライナーシートメンテナンスは完了です。


※ 後半へつづく

次のメンテナンスは、 『T/C インナーテント』 の 「カビ除去!」 です。



今年の 『雪中野営』 で、『インナーテント』 がキッチリ!セッティングせず、ずれていたため屋根の一部に 「」 が乗っかったままとなり、結露で出来た水が屋根から 『インナーテント』 に伝わり、撤収時に水浸しとなってしまいました。

幕体」 とは別に、たたんで水が漏れないようにビニール袋に入れ、後日乾燥を・・・・・。
と思ってましたら、 「忙しさのあまり、完全に忘れていました。」 ・・・気が付いたのは、梅雨も開けた7月下旬。




思い立ち、ビニール袋から引っ張り出すと、黒赤ピンク混合のマダラ模様 " おぞましい姿に! " ここまで育てば立派です




勿論、 「カビ」 も半端無く!広げれば胞子が散乱・・・。早速、メンテを開始することに。

現状を確認し、作業開始!始めの一歩は躊躇しますが、少しも慌てず 『インナーテント』 と向き合います。おそらく!知らない方だと、ここまで 「カビ」 が回れば気味悪がって捨ててしまうか、ロッジシェルター用の 『インナーテント』 に買い替えをされる事と思います。

しかし、 『ATLEUS』 の 『T/C インナーテント』 は、 『MINERVA-DX』 の 『T/C インナーテント』 と
同じ材質で出来ています。実は・・・、こちらのお方は 『復活』 するんですヨ!(^^)v



数日後、夏の晴天の日、 『自宅庭サイト』 に引っ張り出し、一日中カピカピになるまで徹底的に 「完全乾燥
水分を絶ち! 「カビ」 増殖を阻止します。この後は作業開始となる本日まで、風通しの良い冷暗所で保管。目出度く!本日、メンテナンスの日を迎えました。



Ogawa OwnerLodge』 の 「幕体」 にセットされている 『 T/C インナーテント』 は、
実に " 秀逸な素材 " で出来ています。
幕体」 底部はご存じPVC。上部を含む全体は、黄色に染め抜かれたT/C素材で出来ています。


Ogawa』 が選び抜いた!この素材が素晴らしいのです。それは通気性、吸湿性に優れていながらも、
イザ!となった場合のメンテが、容易に出来る素材を使用しているからなんです。

それは、ある程度成分の強い溶剤を使っても、材質が変化しない点にあります。


今迄、私のブログで 「カビ除去用」 として、溶剤を正式に紹介した事はありません。

今回 『America with freeⅡ』 をご覧の皆様に、ひっそりこっそり!ご紹介します。


【 ジョンソン株式会社 『カビキラー』 】



それは、 『Ogawa OwnerLodge』 に付属の 『 T/C インナーテント』 は、黒カビ・赤カビが発生しても、ジョンソン株式会社から発売の カビキラー で、材質の変化も無く完全に 「カビ除去」 が可能です。

ビフォア―






アフター



しかも、溶液希釈せず原液をそのままスプレーしても大丈夫です。

(注意) 「化繊 インナーテント」 への使用は、材質を確かめてから行って下さい。



タオルに沁み込ませ、幕体全体を拭けば 「除菌」 も出来て、一石二鳥の 「優れ物! です。

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