『Ogawa Owner Lodge MINERVA AL7001 NO.2598』
『Ogawa Owner Lodge MINERVA AL7001 NO.2598』
Ogawa Owner Lodge 『MINERVA』 も、世には数々在りますが、願ってもチョットやソットでは
直接出会う事が出来ない。そんな 『MINERVA』 が在りました。
私は、11才の頃から 『てっこつ』 に触れフィールドで張り出し、既に40年以上が経ちました。
子供心に何も考えず、当たり前の事と受止めて、設営に無心に興じたBS時代も在りました。
ちょっとだけ浮気!「山屋」となり 『てっこつ』 でない「天幕」を違和感無く張った時代も在りました。
そして、家族を持ってフィールドに!子供の笑顔と共に、返り咲いた時代も在りました。
今こうして、時代の流れの中で改めて 『てっこつ』 黄金時代を振り返って見ますと、
私が今迄に遭遇して来た、多くの「天幕」の、その一張り一張りが、とても懐かしく思い出されます。
そんな私が時代を越えて探し続けて来た、一張りの 『てっこつ』 『MINERVA』 があります。
そして今回、偶然にもその 『MINERVA』 に巡り会う事が出来ました。一目会ったその日から、
その瞬間には身体中に電撃が走り、心拍数が上がったのを今でも思い出します。
チョット大袈裟だと、思うかも知れませんが・・・・・本当なんです。
うっかり!誤って電気のフラグに触れ、ビリビリが走った感じです・・・・・・。(馬鹿笑)
【Ogawa Owner Lodge MINERVA AL7001 NO.2598】
※後半へつづく
過去に 「アルミフレーム」 の 「骨」 を持つ 『てっこつ』 は、数張りでは在りますが、存在しています。
しかしながら、アルミ二ウム合金の中で最高の強度を誇る物となれば、金属その物の呼び方が変化
します。
アルミ二ウムは軽量ですが強度は大きくありません。この事はシェラカップや、コッヘルからも既に
皆さんもお判りの事と思います。
強度を持たせるためには、これに種々の元素を加え、アルミ二ウム合金とし、さらに熱処理等を加え
強度・成形性その他の性質を調整して出来た金属が、 『ジュラルミン』 と呼ばれる金属です。
『ジュラルミン』 とは、アルミ二ウムと銅、マグネシウムなどによるアルミニウム合金の一種です。
そして【 AL 7001 】とは?
『ジュラルミン』 にはJIS規格で、A2017 - ジュラルミン、A2024 - 超ジュラルミン、
A7075 - 超々ジュラルミンの3種類があります。
A2017とA2024は、JIS規格で2000系合金と呼ばれ、アルミ二ウムと銅の合金です。
A7075は、7000系合金と呼ばれる系統で、アルミ二ウムと亜鉛・マグネシウム・銅の合金であり
『アルミニウム合金』の中で、超軽量で最高の強度を誇ります。
そんな経緯から命名された、超々軽量・高強度のモデル名が、【MINERVA AL 7001 】なのです。
ちょっと専門的な話しになり過ぎましたので、話しを元に戻します。
「骨」 の接続部分のカプラーも、もちろん 『ジュラルミン』 で出来ています。
特筆すべきは、折りたたむのではなく、丁度 「釣竿」 を振り出す様な形で、スルスルッ!と出て来る
伸縮自在な脚が6本全部に備わっています。
屋根は、もちろん 『ポリエステルスパン』 です。
織が細かく外側から触ると 「ピュアコットン幕」 の風合いです。
センターでクロスする「十字」のカプラーを内側から撮影して見ました。
カプラーの色分けも、ブールーにシルバー、そして大好きなゴールド・・・・・・・・・・。
ポッチも、手の込んだ重厚な仕上がりです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^)v ニャリ
実はこの「幕」、 我が 『てっこつ団』 名誉団長 KAIさん!ご推奨の 『MINERVA Ⅱ』 と同年代の
『てっこつ』 です。(^^)v
その外観上の違いは、ベンチレーション機能と、ビニール窓の大きさと、メッシュ機能の充実による、
風が通り抜ける『Ogawa Owner Lodge』 の、粋を集めた快適装備に他有りません。
『てっこつ』 のサイズは 『MINERVA Ⅱ』 と全く変わりませんから、今度皆さんと一緒に
『連山張り!』 してみましょうかねぇ~~。
グレイッシュオリーブ&サンドベージュの「幕体」 は、現行の 『Ogawa ロッジシェルター』
に、通ずる落着いた雰囲気を持っています。
1995年 当時のOgawaパンフレットより掲載。
世界に君臨する日本の「匠の技」!
決して、決して!半端な 『てっこつ』 では在りません。
『てっこつ馬鹿』 の元へ・・・・・・・・・・ようこそ!m(__)m
あなたにおススメの記事
関連記事