『てっこつ』 そのルーツ 三角屋根!

AMERICA

2014年10月31日 23:04

てっこつ そのルーツ 三角屋根




現在も、各種パンフレット等のイラストの中で「テントとして紹介され!
その可愛いモチーフ!となっているのが、妙に愛くるしい形が特徴の、
ご存じ 「
三角テント」 です。

良く私の 「ブログ」 で目にする風景!



そして、これを 「まねた」 のがこちら!(笑)


缶ビールの空き缶の、その散らばり具合が絶妙です。

そして、
私たちが愛して止まない 三角屋根の懲りない面々 との出会いです。



この 「幕体」 実は元々は 山岳用テント として生まれた 「」 ですが、時代と共に快適さを求め、現在の てっこつ のルーツになった 「幕体」でも在ります。いわゆる 「ご先祖様」 です。

基本 「幕体」 の前後を、2本のポールで支える構造は 「万国共通」 であり、「国産」 と 「洋幕」 の違いは、大まかに説明すると 『』 部分の一本の 「ポール」 に在ります。



この 『ポール』 の在る無しで、実際の耐風強度が大きく、そして格段に変わって来るのです。


その 「幕体」 は、直線を基調としたラインで結ばれ、ムリ・ムラ・ムダを省いた造形美の中に、 「美しさ」 と機能性と言う使い勝手を備え。弛みない心強さと、設営・撤収時の簡便さを備えた 「幕体」 です。

※ 後半へつづく
その中には、チューブタイプのサイドとアンダーが一体化した 『三角屋根』 も在りますが、私自身は
サイドとアンダーが、分離するタイプの 「幕体」 が使い勝手が良いように思います。
(夏場の蟻の侵入に対しては一体型の方が◎です。笑)




グランドシートは、使う状況によって取り外しが可能。ファミからソロまで幅広く使う事が出来ます。



地べたで寝るも良し!コット寝するも良し!

こんな愛すべき 『三角テント』 では在りますが、古い歴史の中では 世界の影響 を大きく受け、
少しずつ進化している 「
幕体」 なんです。

私が過去にアップした 教育用テント の中にも、その姿をうかがい知る事が出来ます。
それは、
メイドインジャパン!にもその後採用され、現在の完成した形になって行くのです。

それが
フライ と言う 「代物」 なんです。



洋幕」 のスタイルとして派生した フライ それはサイドウォールや、屋根部分の 『コットン』 素材を生かし、雨漏りを防ぎ!より快適に使用することの工夫として生まれた「代物」なんです。

唯一の難点は、ペグダウンの本数が増える事です。フィールドが良ければ問題も在りませんが、当時 「
」 をベースにした設営では、実は私も・・・・・四苦八苦です。

そしてこの
フライ と言う 「代物」 が、現在の 『てっこつ』 の三角屋根の材質進化に、事の他大きく貢献する事になるんです。


メイドインジャパン!その生まれた時期は?・・・この話しは長くなるので、次回に譲るとして、
実は現在の
てっこつ 誕生秘話には、快適さを追い求めた、もう一つの流れがあったんです。


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