『「トラ」ゴキブリの羽!緊急入院 』
『 「トラ」 ゴキブリの羽!緊急入院 』
ロングノーズ & ショートデッキ のこの御方!それは、丁度一年前の晩秋の頃、そう!九州は・・・・・・・熊本にある 「山鳥」 からの帰り道! 「中国横断自動車道」 での出来事でした。
その日は、九州地方でも強風が吹き荒れ、関門海峡を渡る頃には強烈な横風となって、煽られ 「トラ」 の進路を阻んだのでした。救いは 『野営用具』 満載なので重量が在り、 「トラ」 の姿勢は安定してますが、ブレーキが若干甘くなり気味です。
「九州自動車道」 は、それなりに大人しく!下関から出雲に向け 「中国横断自動車道」 に乗っかると、
当時 「禿げタイヤ」 を地面に擦り付けて 「超○急移動」 タイヤが鳴く暇もなく、山口県下連続カーブを、
" 制限速度 " で走り抜けます。(笑)
この日の帰路は、 「松江自動車道」 の途中区間が工事関係で、在る時間から通行止めになる事が
判っていたため、タイムリミットを気にしながら " 制限速度 " での走行です。
そんな折り、エグゾーストノートとは異なる 「異音」 が・・・・・・、コヨーテさんと分かれ 「美東」
を抜けた当たりから、何故だか右後方より 「異音」 が追い駆けて来るではありませんか。
『ピキッ!ブ~~~~ン』 ・・・・・ 『ブ~~~~ン』 はて???な。(大汗 小汗)
※ 後半へつづく
私の車は 「トラ」 ですから、決して!「スーパー Bee~!」 ではありませんが???
いつから 『クライスラー』 になったのでしょうか・・・・?なんて考える余裕もなく、追い越し車線では、
つい " 制限速度 " で走行しながらも、うっかり!・・・・・ごぼう抜きです。(笑)
何とか 「60分一本勝負」 の制限時間にも引っ掛からず、予定の関所を時間内にクリア、無事帰路に
着きました。そして帰着後、 「九州の兄弟」 に帰着報告完了!
「蜂の音」の発信源!を探るため ・・・・・・・・・・ 後日、念入りに!確かめることに。
「トラ」 の、リアハッチを跳ね上げてみましょう。
そして、突き止めた 「蜂の音」 の発生源。
ありゃ~~~いつの間に!先端の一部分が見事に無くなってるし・・・ 『風と共に去りぬ!』
なんと!リアスポイラーの先端部分が、 割れて欠損 しているではありませんか。
そしてこの部分が、 " 制限速度 " で走行したために、強烈な風圧を受け陽動したため 「蜂の音」 が振動して増幅し、力の集中する部分に亀裂が走った事が判りました。
白く走っている部分が 「亀裂」 です。
悪さ加減は、こんな感じです。
それがまた、この陽動は折りからの強烈な風圧を受け! 『ゴキブリの羽』 の付け根部分まで達した
のもであると考えられ、更に肉厚な部分にも亀裂を生じさせる結果となっていました。
じゃぁ~どうするのか・・・・・・?巷で見掛ける 『リアスポイラー』 中には、どこぞの神社の鳥居の様な、
荘厳な物もお見受けしますが・・・・・私は、ただ!手を合わせるだけです。
「グーループ5」 の、レースカーならいざ知らず、神社の鳥居までは、ちょっと!と、思うこの頃です。
頭が痛いのは23年前の代物であり 「新品パーツ」 の供給も無く、まして 『91&92』 のリアスポイラー
となると、骨董品級のパーツになります。
探しても無いのなら、腹を括り! 『完全修理の道』 を唯ひたすらに歩むだけと、固く心に決め!
『ゴキブリの羽』 の取り外しに掛ります。
取り外し、速攻でガムテで養生!ひっくり返し、撮影したのがこちらの写真。
たかが スポイラー!されど・・・・・ スポイラー!です。
なんと、材質はFRPでは無い。硬質プラスチック製!仕上げの際の細工や、加工時の手軽さなのか、
現代では考えられない材質で出来ています。
しかも、上面 下面の♂と♀の張り合わせ加工。
リアスポイラーが無い! 「トラ」 の姿に目を移せば、心なしか淋しく違和感を感じてしまいます。
何だか!違う車のようにも感じられ、随分・・・・・・大人しい姿となりました。
何処となく、優しいフォルムを持った・・・・・いい感じです。
・・・・・・はてさて!今後、どの様に修理して行きましょうかねぇ~~~。(笑)
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