『TRANSAM アメ車のアキレス腱 オルタネーター』

AMERICA

2015年08月28日 00:02

TRANSAMのアキレス腱 オルタネーター』



今では随分 「アメ車」 の作り込みや細部の仕上げも良くなりました。


私の 「トラ」 が生まれた1991年、電装関係については国産品と比較し残念ながら、
まだそれなりの品質でしかなかったのが実情です。





国産車」 が、細部まで拘った丁寧な最高の出来を誇る車! なら、         「アメ車」 は、これがまた細部まで作り込みは、実におおらかな車です。


アメ車」 のアキレス腱、それが私の 「トラ」 を含め、車に必ず搭載されているのが 『充電(発電)装置』 の 「オルタネーター」 なんです



仕事の内容は、交流 (alternating current) の電気を生成する発電機であり、自動車やオートバイ、そして小型航空機などに搭載されています。中には、ダイオードなどを使った整流器で、直流へと整流される性能を備えた物も多く、これらの分野では整流器を含め、一般的にはオルタネーターと呼ばれています

オートバイの分野では、整流器を含めずにジェネレーター(英: generator)とも呼ばれているお方です。

その他、今迄に 「ダイナモ」 と呼ばれてるのを、耳にされた方も多いはず


※ 実は 『充電(発電)装置』 と 『発電装置』 は若干異なりますが、今回の場合は 「オルタネーター」 として統一しておきます。(笑)


一般的に 「国産車」 は、元々電装系統が複雑であっても、不調になった場合でも完全復活。
欧州車」 は、より電装系統が複雑ですから、不具合になったら、中々思うように手におえず






アメ車」 は、古典的なエンジンと比較的簡単な電装系統のため、まぁ~何とかなるさ・・・。の世界です。

それは、車内インテリアの質感だけでは在りません。個々のパーツも含めて全てに言える事柄なのです


車検制度」 が無いお国柄、 「愛車」 不調の場合は、オーナーの自己責任が光ります


※ 後半へつづく

アメ車」 パーツの中でも、特に走行に致命的な病状を発する!のが、実は 「オルタネーター」 なんです。
私の、今迄の経験から 「オルタネーター」 は、ブラシが摩耗してしまい寿命は4~5年で交換となります




国産車は走行距離20万キロ程度なら、特に不具合の発生も無いと思いますが、そこは大雑把な 「アメ車」 やりますなぁ~~~期待を裏切ません。(涙)

ブラシが摩耗が限界近くまで摩耗してしまうと、大抵の場合は、発電したり、しなかったりの状態が暫く続きます。時折チャージランプが点灯するようになったり、それがブラシの寿命が近付いたサインです。

なお、洗浄時ブラシ部に水やオイルが入ると、寿命は著しく短くなります。

それゆえ、エンジンルーム内のスチームクリーナでの洗浄は要注意です。

事の始まりはエアコン吹出し最大位置で、アンメーターの怪しい電圧表示、過去に何回か経験した動き、放って置けは路上で突然停止!過去に台車にて移動した経験が瞼に浮かんで参ります・・・・・


そこで今回も、不具合を事前に察知し、これがまた自分でも不思議なんですが、長年乗っていると、不思議と調子が悪いのが判るんですよねぇ~~~。

今回は、 「オルタネーター」 と 「ファンベルト」 も同時に交換です。

今回は新しいチャレンジとして、 「オルタネーター」 は純正品のACデルコ製は使わず、アフターマーケット品をチョイス!です







勢いよくブン回る! 「オルタネーター」 を見てご満悦です。



さぁ~~これで 「トラ」 も、4~5年間は長距離移動も大丈夫です。(^^)v



『1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA』

【5.7ℓ V8 Max.power:240ps/4,400rpm(SAE) Max.torque:47.0kgm/2,800rpm(SAE)】






あなたにおススメの記事
関連記事