2015年08月31日
『Coleman LANTAN MODEL 635』
『Coleman LANTAN MODEL 635』
本日の 「AMERICAN工房」 は、 先週に引き続き! 「Coleman LANTAN の名機!」
『Coleman LANTAN MODEL 635』 のメンテナンスです。
緑色でトップが "つるん"とした、ベンチレーター!前後に差し渡しで伸びたフレーム!提灯にも似た丸みを
帯びた特徴的なグローブ!
Coleman 大型 LANTERN の中、知る人ぞ知る!歴代一番のハイパワー!550 C.P.の光量を誇る 「LANTAN」 です。
私はその他に、 「635B」 も一台所有していますが、ジェネレーターを新品にメンテ交換した後の 『635』 の光量には圧倒されてしまいます。
一口で簡単に言えば、 550 C.P. の光量なんですが、当然直視は出来ず!網膜の奥底に、光の残像が
焼き付いて目が眩みます。
ゴーゴーと唸る燃焼音。それは燃料が空気と共に気化し、 「燃焼音」 が 「光」 に変わる瞬間です。
その迫力在る 『LANTERN』 は、1970年代にまで遡り 「アメリカ製」 と 「カナダ製」 が存在します。
今も 「武骨な名機」 と呼ばれ!その大光量と性能は、現代にも蘇って欲しいと願う 『LANTERN』 です。
※ 後半へつづく
私の 『Coleman MODEL 635』 用途は主に、 「雪中野営」 の中で暖房を兼ねた装備品となります。
今回のメンテナンスは、平成27年9月12日(土)~13日(日) 『石見海浜公園オートキャンプ場』 を会場に
開催される、 『第21回オートキャンプinしまね!』 に、持参するため緊急メンテとなりました。
取り敢えず 『てっこつ』 内に、『635』 を2台ぶら下げておけば、夜はそれなりの光量となります。
大光量でハイパワー!その熱量も相当なのですが、とても信頼の置ける 『Coleman LANTERN』 です。
長年使い込むと 「野営用具」 ですから、必ず不具合も生じて来ます。これは 「物の宿命」 として
仕方無い事なんですが、不具合に備えて登板前の、事前 「メンテ」 が必要です。
今回のバラバラ事件の主役のお方!約2年も前から、 「鉛パッキン」 の硬化によるお漏らしが在り、
この度 「メンテ」 となりました。
千枚通しと彫刻刀で、中の硬化した 「鉛パッキン」 を丁寧に削り出します。終了後は、続いて新品を挿入。
漏れもキッチリ止まり。いい感じです。
メンテナンス後に、早速 「白ガス」 を給油。ポンピングは初回40回打ち!で、点火です。
工房内には 『635』 の凄まじい燃焼音と、眩いばかりの光が溢れ出します。機能確認の世界です。(笑)
安心と熱い想いを秘めたハイパワー!
『Coleman MODEL 635』 フィールドで大活躍の 『LANTERN』 です。