2016年05月17日
『MARECHAL COMPACT LUXE-6 メンテナンス!』
先日の 『AMERICAN工房』 では、
『MARECHAL COMPACT LUXE-5』 のメンテナンスの様子を
お伝えしましたが、5月の晴天が続いた一昨日。実は、もう一張り!
先日に引続き!大型幕の 『MARECHAL COMPACT LUXE-6』 のメンテナンスを行いました。
残念ながら、大きさこそ違え、姿形は同じ!ですから、画像的には代わり映えがしません。(><)
『LUXE-6』
そしてこれがまた、画像は同じカメラを使い、自分の好きなアングルから撮影していますので、どれが
『LUXE-5』 なのか 『LUXE-6』 なのか・・・・・。しかも、やってるメンテ内容は同じですからね。(苦笑)
『LUXE-5』
この時期の、連続した5月の晴天は、空気も乾燥しており初夏を感じる強い日差しは、 「幕体の乾燥」 と
「メンテナンス」 を行うのに、絶好の日和となります。
『MARECHAL COMPACT LUXE-6』 は、『LUXE-5』 と比較し、「幕体」 の奥行が40㎝、幅が70㎝、高さが10㎝高いサイズとなります。ことば言えば簡単ですが、空間としての広さの違いには目を見張るものが在ります。
元々! 『LUXE-5』 を求めた切っ掛けは、1985年当時 『OGAWA TENT』 から販売されていた、私の大好きな!
オレンジ色の要塞 『OWNER LODGE <EXCELLENT>

『COMPACT LUXE』 の、フロントパネル 「内面」 での設営を拝見し、ワイドなフロントポーチに一目惚れ!となりました。
しかし、就寝スペースに、お気に入りのファニチャー類をセッティングして行くと、もう少し広さに余裕が在る方が、皆さんの 「集いの場」 として使い勝手が良いと感じたため、追加配備した 「幕体」 です。
それと言うのも、化繊幕の 『てっこつ』 と異なり、 「イケ綿幕」 では 『てっこつ連結長屋』 を容易に組む事が出来ないため、必然的に 「大型幕」 を入手する事になりました。
但し、広ければ良いと言うものでもありません。 「春」 と 「秋」 そして 「初冬」 の季節では、広くなった空間の暖房のため、 『武井501』 は2台で活躍となり、「トラ」 に積載する野営用具も増える事になりました。
しかし、雨に降られ 「生乾きの幕体」 を乾燥させる際には、2台の 『武井501』 が重宝します。
ともすれば、 『COMPACT LUXE』 の屋根から立ち昇る 「湯気!」 を見ながら、笑うこともしばしばです。
この日も正午から天幕展開! 「骨」 を組上げ、 「上たたみ」 で撤収してある 「幕体」 を逆の作業で展開して行きます。ついでに、収納袋も乾燥です。
※ 後半へつづく
2016年05月15日
『てっこつ ブラッシング ブラシ!』
今日の 『AMERICAN工房』 は、
『てっこつ』 ブラッシングメンテで使用する、 「ブラシ!」 のお話しです。
私のブログ中の記述でも、「化繊幕」 「洋幕」 を問わず、メンテナンスする場合に、よく使う言葉があります。その言葉とは・・・『幕体を丁寧に、ブラッシングメンテして下さい。』 との言葉です。
先日、あるキャンパーさん!から、
「Ameさん!一体どんなブラシでメンテすればいいのですか。」
との、ご質問をいただきました。
そう言えば、今迄あまり皆さんの御目に掛けた事が無いのかも知れませんネ。
今回は、私の 『ブラシ!』 を、ひっそりこっそり!ご紹介してみたいと思います。
どんな 「物」 を使っているんだろう?とか、お思いの方もあると思いますが、そして・・・・その実態は、
そんな大した 「物」 じゃ在りませんよ。これを両手に持ち!丁寧に 「幕体」 全体を撫で上げます。
実際に使っている 『ブラシ』 は、こちらです。
それは、今から50年前に作られた、木製の 「洋服ブラシ!」 と 「靴用ブラシ!」 です。
※ 後半へつづく 続きを読む
2016年05月12日
『MARECHAL COMPACT LUXE 』 by FRENCH
『MARECHAL COMPACT LUXE』
本日の 『AMERICAN工房』 は、新緑の中への出撃に備え!
私が愛用している FRENCH製 ピュアコットン幕 『MARECHAL COMPACT LUXE』 の
「てっこつ点検」と、「幕体ブラッシング」&メンテをお伝えします。
実はここの所、我が団でも 『コットン幕』 の動きが活発で、てっこつプロジェクト幕 『ATRANTIS』 の話しをしている間にも、九州に向け! 多数 『MARECHAL』 が
上陸しています。
その殆んどが、 「青い山脈」 『COMPACT LUXE』 ですから、これまた驚きですネ。(笑)
前回、天幕展開したのが、昨年の10月中旬、それ以降、残念ながらフィールドに持ち出す事も無く、悶々とした日々を送っておりました。
どうしたものか、私にとって 「コットン幕」 は、ハレの幕!・・・・・要するに、質実剛健な 『野営』 とは異なり 「趣味の世界満載」 で、チープシック!な、お気に入りの 『野営用具』 を持ち出す 『野営』 になります。
所帯染みた話しですが、特別に意識をしなくても 『コットン幕』 を使うとなると、どうした物かその雰囲気に
在った 「野営用具」 等を揃えてみたくなります。決して!他人様に影響を受けてる訳では無いのですが、
ついつい思いの丈から増えてしまいます 「天幕」 もまた同じ。これも自己満足の世界ですかね!(笑)
【片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場 での1コマ】

【通称:夜間飛行篝火の様子】(夏の大鬼谷)

この 『MARECHAL COMPACT LUXE』 との出会いには、特に思い出が在ります。
現在所有しているのは、 『LUXE-5』 と 『LUXE-6』 。その他、「大型のコットン幕」 と言えば、 『CABANON ATHNA 6Birth』 です。
『MARECHAL』 には 『MARECHAL』 なりの、 『CABANON』 には 『CABANON』 なりの良さが在ります。
今回の特別ゲストは、こちらのお方です!(笑)

『MARECHAL COMPACT LUXE』 には 「4人、5人、6人、8人用」 全部で4タイプの
「天幕」 があります。何れもタープの必要性を感じさせない幕体です。
今回はその中でも、フィールドにおいて比較的使い易い 「LUXE-4、5、6」 をご紹介します。
その形と特長を一言でいうと、出窓付きでフロントパネルを内側と外側へ2タイプに、使い分けが事が出来る幕体
です。設営方法を通称、外面、内面と呼んでいます。
【MARECHAL COMPACT LUXE-5】

そのサイズは、記述しても中々感覚的には判らないと思いますので、
製造メーカー 【MARECHAL】 の詳細図面を交えてご紹介させていただきます。
「COMPACT LUXE-4」 「COMPACT LUXE-5」 「COMPACT LUXE-6」



そのスペックとは!
「COMPACT LUXE‐4」 奥行460㎝ 幅360㎝ 高さ202㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 46.5㎏
「COMPACT LUXE‐5」 奥行480㎝ 幅360㎝ 高さ210㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 49.0㎏
「COMPACT LUXE‐6」 奥行520㎝ 幅430㎝ 高さ220㎝ 庇部分100㎝ 総重量(てっこつ含む) 53.0㎏
以上の様な仕様となります。
この事から 「LUXE‐4」 と 「LUXE‐5」 は、大きさでは余り変化は在りませんが、「LUXE‐6」 は、かなり大きい 「天幕」 だと言う事が、判っていただけるものと思います。
私も、未だにどこら辺が 「COMPACT」 なのか? 全然判りませんが・・・・・・・(笑)
本日は日中、爽やかな晴天となり、早速メンテナンスを開始です。
既に8本飛んでいた、ジョイントスプリングはメンテして置きましたので、早速 『てっこつ』 を組上げます!
次に、 『てっこつ』 に幕体を被せて広げます。この時、四隅は 「骨」 に結んで置くと簡単です。
もう、ここから作業開始です。
2本の洋服バケ(大)を巧みに使い分け 「幕」 の内と外をブラッシングし、生地内に入り込んだ塵と埃を浮き立たせます。
そして水を含ませ固く絞った綺麗なタオルを使い、屋根の峰部分から下に向かって順番に全体を、丁寧に拭き上げて塵と埃を取り除きます。この作業は、少し風がある日がベストです。
作業は、脚を一段折った状態で行います。屋根の天辺まで手が届きます。
そして、屋根全体の部分が済んだら、片側ずつ脚を持ち上げ 「天幕」 を立ち上げます。この時、四隅についてはベクダウして置く方がいいでしょう。
『MARECHAL COMPACT LUXE』 一張りで、ほぼ庭がいっぱいになります。
今回は快晴の中、幕体乾燥とメンテが目的です。ビニール窓も徹底的に汚れを落とします。
「天幕」 の後方も、しっかり日差しに当ててメンテします。
実は、コットン幕の場合、乾燥撤収がしてあっても定期的に乾燥した風と日差しに当て、吸湿した湿気を取り除く必要があります。
前述のスペックのとおり、既にお気付きの方も在るかと思いますが、「LUXE-4」 「LUXE-5」
「LUXE-6」 と、どの 「天幕」 も内面としてセットした場合 「庇」 の長さは、100㎝と同じです。



【てっこつ団 備後支部 ジャックの父さんより借用】
この事から、一番スタイル的に洗練されている 「天幕」 は、案外 「LUXE-4」 なのかも知れませんネ。
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2016年05月07日
『火器は 「Coleman」 が、大好きです!』
先日、AMERICAさん!は、何処の 「火器」 が好きなのですか・・・・・・と言う、唐突な質問を頂きました。
何だ?何だ?この質問?・・・・・とは思いましたが、そこは真摯に回答をさせていただきます。 m(__)m
ご質問の内容を、差しさわりの無い!範囲でご紹介しますと・・・・・。
「ケロ!(ケロシン: 灯油使用こそ最高!)」 と綴られ、『〇〇でなければ火器はダメ!』 『〇〇最高!』 、 『Coleman』 はチョットネ!と、持論を力説された内容でした。・・・・・・(大汗; 小汗;)
しかしながら!申し訳ありませんが、『〇〇』 も好きですが、私はそうは思いません。
私は、 『Coleman』 が大好きです!

「歴史」 の中で裏打ちされた、その 「実力」 には目を見張る!ものがあります。

燃料も、 「ケロシン」 よりも、 「白ガス」 を選択する理由。・・・・・・それは! 『野営人』 それぞれに違います。
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2016年04月25日
『イケ綿幕 「TRIGANO!」 についてのお訪ね!!!』
昨日、在るキャンパーさん!より 『てっこつ』 詳細について、ご質問を
頂きましたので、ご紹介させていただきます。
自宅保管 30年!と言えども、保管状態さえ良ければ、直ぐにも現代に蘇る!その名も 「イケ綿幕」 ・・・・・勿論、ピュアコットン!の 「幕体」 です。
保管養生は、ポリコットン!と異なり手は掛りますが、それ故!愛着の湧く 「イケ綿幕」 の 『てっこつ』 です。
『コットン幕!』 と言えば、一般的に洋幕の 『MARECHAL』 や 『CABANON』!そして、忘れてはならないのが!今回お訪ねがあった 『TRIGANO』 です。
正に!ピュアコットン!フランスの老舗 『御三家!』 と言ったところです。
今回、お訪ね!いただきました 『てっこつ』 は、その幕体形状から。
『TRIGANO type 1882』

と言う、オールコットンテント!!です。
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2016年03月02日
『てっこつ庭先メンテ!幕体大乾燥!!』
『てっこつ庭先メンテ!幕体大乾燥!!』
私達 『幕屋』 にとって野営の際、一番気に掛るのが 「雨撤収」 した後の 「幕体乾燥」 です。
晴天状況下での撤収ならいざ知らず、雨天で "ずぶ濡れ" となった 「幕体」 は、悲しいかな 「ゴミ袋撤収」 を余儀なくされ、その重量も普段と比較し、半端無いものとなります。
一方、積載する車内ではカーペットに雨水漏れ等、二次被害が起こる事もしばしば、大変迷惑な話しです。
次の出撃機会を待ちわびて、密封したままで長時間放置して置くと、 「カビ」 の発生原因にもなってしまい、時には 「幕体」 に致命的なダメージを与えてしまう場合があります。
そして、これがまた地面が雨や雪でぬかるんで、ドロドロの泥状態となったフィールドでは、特に注意したい事があります。
それは、朽ち果てた落ち葉や木の実の腐葉土化により酸化した土壌の場合、撤収時に泥が付着した場合は、酸化の泥によって大切な 「天幕」 に、シミや色の変化が発生する事があるからです。この事は、極端なアルカリ性土壌の場合でも起こります。
残念ですが、これは何処のメーカーの 「幕体」 でも起こります。 『化繊幕』 『綿幕』 の区別も在りません。
自分の 「幕体」 は、新しい 「幕」 だから大丈夫だと思っていても、 「泥」 と言うのは結構厄介な代物です。特にフィールドでは要注意です。
私も過去の苦い経験から、 「幕体」 メンテをする際には一番気を配る部分なんです。
誰しも、お洒落で、かっこいい事はソーシャルメディアを通じ、画像アップする事が盛んですが、失敗したり、かっこ悪い場合は、出来れば隠したくなる部分です。そうならないためにも。
それぞれのメーカーも、 「小さい声」 では在りますが、この大切な事柄をシッカリ!幕体に縫い込んである 「タグ」 等により、ひっそり告知を行っている物も在ります。
勿論!添付されている 「取説」 を充分に読み込んで理解する事が大切です。
メーカーが違えど、同じ様に見える 「生地」 であったとしても、実はその 「生地」 は、 「材質」 や 「厚み」 、防水・撥水処理は微妙に違います。
この事をシッカリと認識し、これから 『愛幕』 をメンテする際の参考にしていただければ幸いです。
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2015年12月19日
『My Coleman 三種の神器!』
『野営』 にお供いただく、フィールドギアは数々あれど!そんな中でも、
私が絶対の信頼を寄せる 「火器」 ・・・それこそが 『Coleman』 です。
その姿形から世界中で愛され、今では 「LANTERN」 の代名詞になっている 「赤い200-A」 のスタイル。

そんな家族が集う場面で大活躍するのが 「CAMP STOVE」 です。
それまで重厚な作りであった 「two burner」 が、一挙に軽量化となったのが、『愛しのダイヤマーク!』 「model 442」「model 443」 なんです。
ボディーがアルミ製のため、取扱いに少しだけ気を使いますが、肝いりの 「野営」 の際には時々持ち出し、本物だけが持つその輝きと、機能には大満足の 「burner」 です。
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2015年12月15日
『Ogawa Owner Lodge』
『Ogawa Owner Lodge MINERVA AL7001 NO.2598』
『Ogawa Owner Lodge EXCELLENT タイプ25 NO.2525』
Ogawa Owner Lodge も、種類は数々在りますが、中には願っても!ちょっとやそっと
では、直接出会う事が出来ない。そんな 『Owner Lodge』 が在りました。
今こうして、それまでの時代の潮流の中、花咲いた 『てっこつ』 黄金時代を振り返って見ますと、
私が今迄に遭遇して来た、多くの「天幕」の、その一張り一張りが、とても懐かしく思い出されます。
そんな私が時代を越え、巡り会う事が出来た 『てっこつ』 『Owner Lodge』 があります。
それは、 「ファミリーユース」 の使用は勿論、 「ソロユース」 でも快適な 「野営空間」 を提供してくれます。
「幕体」 の大きさは変わりませんが、 「骨」 収納の大きさは、それまでの1/4、軽量コンパクトに収納です。
その 『Owner Lodge』 が備えた 「拘り」 が 「機能」 に。それだから、ついつい!持ち出したくなります。
さて、フィールドへ 「化繊幕」 で行くか! 「コットン幕」 で行くか?・・・・・・・・・それが問題だ。
【Ogawa Owner Lodge MINERVA AL7001 NO.2598】
過去にも 「アルミフレーム」 の 「骨」 を持つ 『てっこつ』 は、数張りでは在りますが、存在しています。
しかしながら、アルミ二ウム合金の中で最高の強度を誇る物となれば、金属その物の呼び方が変化
します。
アルミ二ウムは軽量で扱い易いのですが、強度は高くありません。この事はシェラカップやコッヘルでも
皆さんもお判りの事と思います。
強度を持たせるためには、これに種々の元素を加え、アルミ二ウム合金とし、さらに熱処理等を加えて
強度・成形性その他の性質を調整して出来た金属が、 『ジュラルミン』 と呼ばれる金属です。
『ジュラルミン』 とは、アルミ二ウムと銅、マグネシウムなどによるアルミニウム合金の一種です。
そして【 AL 7001 】とは?

『ジュラルミン』 にはJIS規格で、A2017 - ジュラルミン、A2024 - 超ジュラルミン、
A7075 - 超々ジュラルミンの3種類があります。
A2017とA2024は、JIS規格で2000系合金と呼ばれ、アルミ二ウムと銅の合金です。
A7075は、7000系合金と呼ばれる系統で、アルミ二ウムと亜鉛・マグネシウム・銅の合金であり
『アルミニウム合金』の中で、超軽量で最高の強度を誇ります。


そんな経緯から命名された、超々軽量・高強度のモデル名が、【MINERVA AL 7001 】なのです。
ちょっと専門的な話しになり過ぎましたので、話しを元に戻します。
「骨」 の接続部分のカプラーも、もちろん 『ジュラルミン』 で出来ています。
特筆すべきは、折りたたむのではなく、丁度 「釣竿」 を振り出す様な形で、スルスルッ!と出て来る
伸縮自在な脚が6本全部に備わっています。 『テレスコピック』 機能を備え地面の凹凸に対応可能です。


屋根は、もちろん 『ポリエステルスパン』 です。
織が細かく外側から触ると 「ピュアコットン幕」 の風合いです。
センターでクロスする「十字」のカプラーを内側から撮影して見ました。
カプラーの色分けも、ブールーにシルバー、そして大好きなゴールド・・・・・・・・・・。
ポッチも、手の込んだ重厚な仕上がりです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^^)v ニャリ
実はこの「幕」、 我が 『てっこつ団』 名誉団長 KAIさん!ご推奨の 『MINERVA Ⅱ』 と同年代の
『てっこつ』 です。(^^)v
その外観上の違いは、ベンチレーション機能と、ビニール窓の大型化によるメッシュ機能の充実です。
風が通り抜ける 『Ogawa Owner Lodge』 の、粋を集めた快適装備に他有りません。
今回は、撮影のために 「ハチドリ ライナーシート」 の装着は、あえて行ってはいません。
『てっこつ』 のサイズは 『MINERVA Ⅱ』 と全く変わりませんから、今度皆さんと一緒に
『連山張り!』 してみましょうかねぇ~~。
グレイッシュオリーブ&サンドベージュの「幕体」 は、現行の 『Ogawa ロッジシェルター』
に、通ずる落着いた雰囲気を持っています。
1995年 当時のOgawaパンフレットより掲載。
世界に君臨する日本の名幕!それは正に 『匠の技』 です!
決して、決して!半端な 『てっこつ』 では在りません。
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2015年10月26日
『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』メンテナンス 2!
『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 メンテ 2!
昨日に続き、お爺さん!は山へ芝刈りに。お婆さん!は川へ洗濯に。 YAKINIKU殿は、おやおや!会社へ、うっかり!仕事に。
私は自宅サイトで、ひっそりこっそり! 『てっこつ』 メンテナンスでした。
メンテを行った 『てっこつ』 は、 『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 です。
1999年に製造され、2000年に販売開始となった、今年で16年目になる 「幕体」 です。
今日、対峙し格闘するのは、こちらの 『ライナーシート』 と 『T/C インナーテント』 の皆さまです。
昨日から、自宅庭サイトに張りっぱ!にしてあった 『ライナーシート』 に付着した汚れのメンテナンスです。
注意するのは、 『ライナーシート』 の内側の面、 「骨」 にセッティングして屋根側になる部分には、
シート一面に 「防水加工」 が施されています。特に成分の強い溶剤を使うと、裏側の 「防水加工」
を剥がしてしまう事になるので要注意です。
表面である地面に向いた面は、調合した溶剤を吹き付けた濡れタオルで擦っても問題在りませんが、
裏面は溶剤を吹き付け、反対の面まで溶剤が浸透している場合に濡れタオルで強く擦ると、折角の
「防水被膜」 が小さい団子状態に剥離してしまいます。
「防水加工」 が施してある部分を擦る場合は、撫で上げる程度に留め、表面から時間を掛けながら
何回かに分けて、溶剤を吹き付け 「汚れ」 が消える様子を確認しながら、作業をして下さい。
☆ 今回使用した 「溶剤」 は、食器用中性洗剤 『キュキュット』 と、 『カビキラー』 を使いました。
水に浸し水滴がしたたらない程度に絞った 「濡れタオル」 に、双方1/2の割合で混ぜ合わせ、
ゴム手袋をはめ、汚れが付着した 「表面」 から、作業を開始します。
一度に作業は出来ませんので、1mずつ作業面を区切り、 「シミ」 となった部分にタオルを押し当て
ながら、最後は面全体に溶剤が浸透するよう浸して行きます。
全体に塗布して、10分程度放置すれば 「シミ」 は消え去ります。まだ跡が残っている場合は再度、
この作業を丁寧に繰り返し、完全に消し去ります。
『ライナーシート』 の色が、脱色することも無く!最後は、水に浸した 「濡れタオル」 を固く絞って、作業面を綺麗に拭き上げて 『ライナーシート』 メンテナンスは完了です。
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2015年10月26日
『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』メンテナンス!
『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 メンテ!
お爺さん!は、山へ芝刈りに。お婆さん!は、川へ洗濯に。 YAKINIKU殿は、と言えば・・・・・うっかり!「谷」 へ野営に。
私は自宅サイトで、ひとりで黙々と 『てっこつ』 メンテナンスでした。
本日、メンテする 『てっこつ』 は、 『Ogawa OwnerLodge 40th Anniversary ATLEUS』 です。
1999年に製造となり、その翌年2000年に販売開始となった、今年で製造16年目になる 「幕体」 です。
『ATLEUS』 2張り!をメンテして、最後のもう1張り!手前味噌ですが、いつ見ても惚れ惚れします。

屋根のポリエステルスパンも、白く焼けておらず、アウター外側には充分な光沢が残っています。
ベタツキも無く、カビの侵入も全く無い御方では在りますが、ちょっと気になる部分が在りまして。
ここのところ、晴天に恵まれる日が多く!メンテのチャンスを伺っていました。(^^;)
と言うのは、 『ATLEUS』 に付着した 【Bordeaux】 産のワイン色の・・・ 『シミ』 の痕。
これを取り去るためのメンテです。
「カビ」 でも無い。 「食材」 の汁でもない。 「酒やワイン」 でもない。まぁ~~そんなところです。
木下に設営し、樹液が滴り落ちるのも同じなんですが、その汚れが 「幕体」 の外から付着した物なのか、
内側から付着したものか、判断する 「見極め」 が必要です。
それと、一番の問題は、付着している物の正体が何なのか、特定する事が一番大切な事となるんです。
要するに、汚れをメンテで除去するのは、クリーニングの 『しみ抜き!』 と同じなんです。
ですから、使用する 「溶剤」 の選択を間違えると、「幕体」 内側の防水被膜を剥がす事になったり、
大きく広かったり大きなダメージ!を直接与える事につながります。 「溶剤」 の選択は要注意です。
※ 後半へつづく
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2015年10月24日
『私の焚き火台!(Coleman ステンレス ファイアープレイス M) 』 2
『野営』 においての最高の楽しみ!・・・・・・それは 『焚火』 。
寒い季節に 「暖」 を取りながら、仲間と囲む 『焚火』 には、野営人たちの 「心」 を、強く結び付ける! 「魔法の力」 に魅了されてしまいます。

『焚火』 を囲み汲む 「酒」 は、また格別!美味い酔いを感じます。
酒の肴には拘らず、薪の弾ける音と、 『焚火』 の匂い!そして、ゆらめく 「炎」 は、人々を魅了する。
不思議な力を秘めています。
子供が小さい頃には 『焚火』 を家族で囲んだり!
普段、話し辛い事も、不思議に自然と話せたり、自らも驚く程、素直に聞き入れられたりしてしまいます。
どうやら、同じ 「炎」 を見つめていると、 『焚火』 には、人の 「心」 に突き刺さり、大切な 「思い出」 に
変えてしまう、「不思議な魔法」 が掛けられているのかも知れません。
実は、我が家もそうでした。子供が小さい頃は、親の都合で危ないからと、火傷等の事故を恐れて、
それまで子供と一緒に 『焚火』 をした事は、在りませんでした。
子供が小学校低学年の頃、逆に子供から 『焚火がしたい。』 と、ねだられ ハッ!としたものでした。
「三角屋根」 周りの溝掘りなど、厳禁のご時世となり、「直火で焚火」 など、もっての外となりました。
初めは、ブロックを下敷きに 「穴あけ一斗缶」 から始り、お次はこちにら昇格しました。
『Coleman ファイヤースタンドグリル』

既に廃盤になってしまいましたが、これ一台で 『焚き火台』 にも、BBQコンロにもなる優れ物です。
持ち運びも、たためば薄くコンパクトになり、キャプスタの五徳を上に乗せれば、ダッチオーブンも楽々
の代物です。
薪を乗せて燃す部分は、メッシュスクリーンになっており、風通しがよいため、よく燃えます。薪や炭の
追加も横からOKなのですが、しかしながら、風が強ければ火の粉が横からパラパラと。(><)
薪を、遠慮せずボンボン放り込んで燃すには、いささかちょっと・・・・・・・その深さが心配でした。
永年、家族で使い倒しましたが、子供達も成長しフィールドへの足並みが、残念ながら揃わなくなり、
フィールドにお供する機会が、だんだん遠のくこととなりました。
月日は流れましたが、今でも現役でバリバリで使えるよう、シッカリ動態保存中!です。(^^)
※ 後半へつづく 続きを読む
2015年10月14日
『Ogawa owner lodge 「品番-2574」 お訪ねについて』
『Ogawa owner lodge 「てっこつ」 お訪ねについて』
昨日、在るキャンパーさんより 『てっこつ』 の詳細について、ご質問を
頂きましたので、ご紹介させていただきます。
『owner lodge タイプ74 (NO.2574) 』 (4人用:従来人数6人用)
まず 『owner lodge タイプ74』 について語る前に、こちらの写真をご覧ください。
この機能を備えた 『owner lodge』 は、現在まで 「タイプ74」 以外には存在しない!貴重な 『てっこつ』 です。
※ 後半へつづく
2015年10月03日
『OGAWA グランドマット!カビ除去大作戦』
本日のAMERICAN工房も、
先日に引続いて、 『てっこつ』 インナーテント内に敷く、グランドマット(OGAWA製) の、白カビ除去のメンテナンスです。
今回の作業対象となったのは、 『OGAWA グランドマット(品番2234)』 ロッジインナー5用のグランドマットです。
クッションの厚さは10mm、 『てっこつ』 のインナーテントにジャストサイズの御方です。
地面の少々の凸凹でも、なんのその!地べたでも快適な寝心地を約束してくれる、家族連れには、大変ありがたい代物です。
何と!パッキングサイズも、112㎝×50㎝×18㎝と、12面折りでコンパクトに収納出来る 「優れ物」 フィールドに広げれば、うっかり!インナーテント外でも使える魅惑の逸品です。
先日ある方から、グランドマットに " うっかり " カビ!が入ったので、メンテナンスの依頼があり、
コマーシャルとAgriculture(農業) の合間を縫うように、カビ除去大作戦となりました。
メンテナンスのため、グラントマットを私の手元に直送していただきました。
到着後、直ちに開封・・・そして確認。
※ 後半へつづく
2015年09月30日
『てっこつ インナーテント!カビ除去大作戦』
『てっこつ インナーテント!カビ除去大作戦』
本日のAMERICAN工房は、
『てっこつ』 つまり、ロッジ型テントの内幕(インナーテント) に発生した、
クロカビ除去のメンテナンスです。
『てっこつ』 (ロッジ型テント、以下 『てっこつ』 と呼びます。) にも、 「コットン幕」 と 「化繊幕」 が在りますが、今回の作業対象となったのは、 「化繊幕」 のインナーテントです。
対象モデルは、 『OGAWA TENT』 往年の名機! 『小川 タイプ66』 のインナーテントです。
世にお目見えしたのは1987年、今から28年前の 『てっこつ』 ですが、初代MINERVAのベースとなった由緒正しき! 『てっこつ』 です。
先日、とある御方から、インナーに " うっかり " カビ!が入ったので、メンテナンスの依頼があり、コマーシャルとAgriculture(農業) の合間を縫うように、カビ除去大作戦となりました。
早速 『てっこつ』 状態確認のため、ホットラインを引き!様子を伺ったところ、幸いアウターは無傷!残念ながら、インナー後部には、クロカビと " おぼしき " 斑点が数か所。
との事でしたので、メンテナンスのためにインナーだけ私の手元に、現物を直送していただきました。
到着後、直ちに開封・・・そして確認。
※ 後半へつづく
2015年09月03日
『Coleman model 442』 メンテナンス
『Coleman model 442』 メンテナンス
本日のAMERICAN工房は、
往年のツーバーナー 『Coleman model 442』 メンテナンスです。
『愛しのダイヤマーク』 には、 「ツーバーナー442」 と 「スリーバーナー443」 が在りますが、
比較的に出撃回数が多い 『Coleman model 442』 をメンテナンス。

月日の経つのは早いもので、今年も9月 (Septemberそして・・・9月は・・・♪) となりました。
いよいよ例年の事ならば、比較的に気候も安定し、落ち着いた 「秋野営」 の季節が到来します。
今日は、日頃フィールドでお世話になっている愛機 『Coleman model 442』 のメンテナンスです。

ソロの時はフィールドに持って行く機会は少ないのですが、家族が一緒の時や、グルキャンの時は常に私にお供してくれる、1961年生まれのバースデイ 「ツーバーナー」 です。

ボディは銀色に輝く軽量のアルミ製。
『Coleman model 442-A』 とは異なり、表面はエンボス状に細かい四角の凹凸プレス加工仕上げ
になっています。
赤い風防と燃料タンクのカラーリングがアクセントになって、中々洒落たデザインで気に入っています。
足はスライドさせて引き出し、自立させるようになっており、中々作りこんであります。
フィールで煮炊きをすると、どうしても吹きこぼれたり、油が跳ねたりと何かと大変です。
こんな場合は、その都度出来る範囲内で掃除はしていますが、汚れやサビは蓄積されてしまいます。
ジェネレーター関係は、すこぶる調子良好なため、今回はサビ落し程度としました。
中からタンクを取出し風防を取去り、グレイトとバーナーユニットをボックスレンチで回し、固定フレームから外します。


一年間にこびり付いたり、焼き付いたりした汚れです。

毎年、同時期のメンテですが、必ずと言っていいほどモデルNOが刻印してある部分に汚れが付着します。
今回は、固定フレームとグレイトのサビ落しも行い、耐熱塗料で塗装します。
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2015年08月31日
『Coleman LANTAN MODEL 635』
『Coleman LANTAN MODEL 635』
本日の 「AMERICAN工房」 は、 先週に引き続き! 「Coleman LANTAN の名機!」
『Coleman LANTAN MODEL 635』 のメンテナンスです。
緑色でトップが "つるん"とした、ベンチレーター!前後に差し渡しで伸びたフレーム!提灯にも似た丸みを
帯びた特徴的なグローブ!
Coleman 大型 LANTERN の中、知る人ぞ知る!歴代一番のハイパワー!550 C.P.の光量を誇る 「LANTAN」 です。
私はその他に、 「635B」 も一台所有していますが、ジェネレーターを新品にメンテ交換した後の 『635』 の光量には圧倒されてしまいます。
一口で簡単に言えば、 550 C.P. の光量なんですが、当然直視は出来ず!網膜の奥底に、光の残像が
焼き付いて目が眩みます。
ゴーゴーと唸る燃焼音。それは燃料が空気と共に気化し、 「燃焼音」 が 「光」 に変わる瞬間です。
その迫力在る 『LANTERN』 は、1970年代にまで遡り 「アメリカ製」 と 「カナダ製」 が存在します。
今も 「武骨な名機」 と呼ばれ!その大光量と性能は、現代にも蘇って欲しいと願う 『LANTERN』 です。
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2015年08月20日
『久しぶりの Coleman LANTERN バラバラ事件!』
『Coleman LANTERN バラバラ事件!』
本日の 「AMERICAN工房」 は、 『Coleman LANTAN MODEL 635』 のメンテナンスです。
歴代 Coleman 大型 LANTERN の中でも、知る人ぞ知る一番のハイパワー!を誇る御方です。
実に、550 C.P.の光量も凄いですが、燃焼音もそれなり以上に迫力が在る LANTERN です。
1970年代にはアメリカでもカナダでも、今でも武骨と呼ばれる 「名機」 が存在した時代です。
その大光量の性能は、是非現代に蘇って欲しいと願う! LANTERN です。
私の 『Coleman MODEL 635』 用途は、主に 「雪中野営」 での装備品となります。
大光量でハイパワー!それ故その熱量も相当なものになりますが、「雪中野営」 では、『てっこつ』 内での光量に合わせ熱量が、暖房器具としての効果を発揮する。信頼の置ける Coleman LANTERN です。
長年使い込むと 「野営用具」 ですから、必ず不具合が生じて来ます。これはある意味仕方無い事ですが、それに備えての事前 「メンテ」 が、非日常を日常に感じさせる 「裏技」 となります。
登板前のブルペン投球です。「雪中野営」 の 『てっこつ』 内では、ひっそりこっそり!635が大活躍です。
今回のバラバラ事件の主役!2年前から鉛パッキンからのお漏らしが在りましたので、この度 「メンテ」 となりました。
でもイザ!手にしてみると、先ずは見てくれ。そう外観から・・・自己満足の世界です。(笑)
「PiKAL」 片手にタンクを膝に抱きかかえ、ウェスでシコシコ!両手は汚れで真っ黒です。
小さい錆びを時間を掛けて丁寧に取り除き、今から冬の登板に備えます。
マントルの綻びた小さな穴からも、グローブに曇りが生じるそんなハイパワー!
『Coleman MODEL 635』 真夏に 「誘蛾灯」 として大活躍の LANTERN です。
2015年07月05日
『Coleman MODEL290 POWERHOUSE SPECIAL EDITION TWO MANTLE』
POWERHOUSE SPECIAL EDITION TWO MANTLE』
今回のAMERICAN工房は、 『野営』 に行けない憂さ晴らし!
ここのところ、ご機嫌ナナメの 「肉丸くん!(290)」 のメンテです。
私はColeman の赤い 「200ーA」 シリーズも大好きなんですが、実は 「290」シリーズも好きなん
ですよねぇ~~~。
そんな 「290」 の中でも、このMODELには特に思い入れがあります。
日本未発売(輸入)MODELの真っ黒なお方・・・・・・(笑)
『Coleman MODEL290 POWERHOUSE SPECIAL EDITION TWO MANTLE』
艶のあるブラックのボディーカラーが特徴です。
タンク・ベンチレーターも黒で統一されており、重厚な感じを受けます。
何より嬉しいのは、ポンプカップカバーが、現行のプラスティック製では無く、アルミ製の趣在る物と
なっています。
ディカールもブラックにシルバーの縁取りで、特別仕様を引き立てています。
カラーの表記も、もちろん英文表記です。
我がサイトでは 『290 MILLENNIUM LANTERN』 と対峙するかのように、
『篝火』 役として活躍しています。

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2015年06月19日
『今・・・新しい!Old Colemanの魅力!』
『今・・・新しい!Old Colemanの魅力!』
多かれ少なかれ、多分皆さんがアウトドア!で最初に出会う、メーカーと言えば、信頼のブランドである Coleman なのかも知れませんネ。
私も、家族と共にフィールドデビューを果たした傍らには、Coleman がありました。
それ以来 『フィールドの友』 として、Coleman でのフィールドライフを楽しんでいます。
『The Sunshine of the Night』 Coleman ロゴには、1920年代から1950年代までの間、「真夜中の太陽」 としての、その 『誇り!』 が品質の 「証」 として刻まれています。
「民生品」 としての活躍、そして歴史に翻弄され苦汁をなめる時代の中にあっても、優れた 「軍用品」 として機能性、耐久性を守り、AMERICAN SPIRIT 「開拓精神」 の象徴として、現在まで Coleman の「魂」 を伝えてきました。
『Old Coleman』 は、私の現在のアウトドア・ライフの中でも、欠かせない魅力を放ち続ける逸品です。
私も、その魅力に捕まってしまった・・・・・・・・・・・・一人でも在るんですよ。
『Coleman』 と言えば、 『The Sunshine of the Night』 の スピリッツ!が示すように、
定番の構造、愛らしいデザインをはじめ、既にその時代に完成域に達しているのが 「ランタン」 なんです。



特に 『200-A』 には、魅かれてしまいます。 画像には在りませんが、こっそり!増えちゃいました。
「オートキャンプ」 の中にあっても、1930年代から現代まで、基本構造が変わらずに、ファミリーキャンプの 「シンボル!」 として、皆さんに使い続けられているのが 「ツーバーナー & スリーバーナー」 です。


特に 『442 & 443 』 のアルミモデルと、 『523』 には魅かれてしまいます。
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2015年05月25日
『情熱大陸! 「てっこつ 骨メンテ」 』
『情熱大陸! 「てっこつ 骨メンテ」 』
昨日、『MARECHAL QUEBEC &
Ogawa OwnerLodge ATLEUS ガーデンメンテ』 について、
ご紹介をしましたが、これは主に 「幕体」 についてのメンテでした。
本日の AMERICAN工房も、昨日に引き続いて フレーム 「骨」 に、
ついてのメンテナンスです。
対象の 「骨」 は、昨日から庭に建てっぱなし、Ogawa OwnerLodge ATLEUS の
「骨」 となります。
脚は 「3段折り」 ですので、作業がしやすい 「1段折り」 の状態で行います。
開始前の状態です。
『てっこつ』 のフレーム (以降「骨」と呼びます。) は、アルミ、ジュラルミンの材質の物を除いて、その他の殆んどの物が、スチール(鉄)に亜鉛メッキが施されている 「骨」 が一般的です。
それは、 「Ogawa OwnerLodge」 でさえ、例外ではありません。
新品、おろしたての状態では、 「骨」 への錆止め効果も持続しており、直ぐに錆びる事はありません。しかしながら、フィールドにおいて設営・撤収をいく度か繰り返す中で、雨天や多湿の天候の中での撤収を余儀なくされる場合もあります。
材質のスチールも、設営・撤収を繰り返す中、 「幕体」 との擦れや運搬時の収納袋内での金属同士の傷・擦れにより、外側の亜鉛メッキが傷ついて来ます。
そして、それをそのまま放置していると、そこから 「錆」 が発生する原因になります。
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